内容説明
キタは梅田からミナミは難波、そして新世界・川口まで。おおさかの古き路地裏と大都会との狭間を舞台に、たゆたう人と街との物語。
目次
第１部 都市の物語（虚構の町―織田作之助『夫婦善哉』；復讐する町―開高健『日本三文オペラ』；都市の記憶―宮本輝『泥の河』）
第２部 文学のある風景（上町台地；梅田界隈；ミナミの町；新世界とその周辺；「第五回内国勧業博覧会」異聞；旧大阪砲兵工廠跡；川口周辺）
著者等紹介
橋本寛之［ハシモトヒロユキ］
１９３３年大阪市に生まれる。１９５７年大阪大学文学部卒業。高校教員、大阪文学学校講師を経て、現在、阪南大学教授
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