出版社内容情報
公私は現実に対応する我々の認識や実践に規定され,また,文化や歴史や言語の違いによって公私をめぐる認識や実践が異なるが故に,比較思想史的考察が求められる.本巻では,西欧,中国,イスラーム,日本,インドを対象として,公私問題に関する思想史的視座を提示する.発題,討論,総合討論,発展協議で構成.
内容説明
公私は、現実に対応する我々の認識や実践に規定され、また、文化や歴史や言語の違いによって公私をめぐる認識や実践が異なるが故に、比較思想史的考察が求められる。本巻では、西欧、中国、イスラーム、日本、インドを対象として、公私問題に関する思想史的視座を提示する。
目次
1 西欧思想史における公と私
2 中国思想史における公と私
3 イスラーム思想史における公と私
4 「おほやけ」「わたくし」の語義―「公」「私」、“Public”“Private”との比較において
特論 インド思想史における公と私
著者等紹介
佐々木毅[ササキタケシ]
1942年生れ。東京大学総長。政治学・政治学史専攻
金泰昌[キムテェチャン]
1934年生れ。将来世代総合研究所長。政治哲学・比較社会思想専攻
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