出版社内容情報
グローバル化し,めまぐるしく変わりゆく世界をどのように理解し,考えるべきなのか? 現代を生き抜くための基礎的素養として三つの規範を,15の講義でわかりやすく解説した必読書.
目次
1 リベルアーツの基本的視点
2 民主主義
3 市場原理
4 科学技術
5 現代日本を考える視点
結びにかえて コロナ禍と3規範
著者等紹介
藤山知彦[フジヤマトモヒコ]
科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー。1953年生まれ。麻布中学・高校卒業。1975年東京大学経済学部経済学科卒業。同年三菱商事調査部入社、1989年企画調査部産業調査チームリーダー、1993年泰国三菱商事業務部長、2000年戦略研究所長、2002年中国副総代表、2005年国際戦略研究所長、2008年執行役員国際戦略研究所長、2010年執行役員コーポレート担当役員補佐、2013年常勤顧問。2016年4月より現職
吉川弘之[ヨシカワヒロユキ]
東京国際工科専門職大学学長。1933年生まれ。東京大学教授、同総長、放送大学長、産業技術総合研究所理事長、科学技術振興機構研究開発戦略センター長を経て、現職。その間、日本学術会議会長、日本学術振興会会長、国際科学会議(ICSU)会長、国際生産加工アカデミー(CIRP)会長などを務める。工学博士。一般設計学、構成の一般理論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
民主主義・市場原理・科学技術の揺らぎ 自由と平等を維持する方法 全ての人と結合し自分自身にのみ服従 普通の人々が声を上げる重要性 既成政治への批判と自国第一主義 下からの異議申し立て 中国モデル 大衆の反逆 胸中の公平な観察者 心の平静 人生はケーパビリティ最大化の時間 科学する欲望 常識に囚われない危なさ 情報・システム・譲渡可能な債権 自文化理解・発信力 主客未分の立場 関係主義的な全体観 万物一体観と重々無尽 自分の主人公となる人 実践知体系 多次元の思索空間 トランスサイエンス2025/04/26