出版社内容情報
「『大和』より上だ。間違いない」
英本土奪還へ王手をかけた日英連合軍。だが、ヒトラー総統の死守命令を受けたドイツ軍は、ロンドン周辺地域を固め徹底抗戦の構えを崩さない。
都市の破壊を引き起こす市街戦は避けたい英国政府としては、敵を兵糧攻めにして降伏に追い込むしかないと決断。英本土周辺海域にて、互いの援軍と補給を断たんとする激しい海空戦が繰り返されることとなった。
次々と新兵器を繰り出すドイツ軍は英仏海峡の制海権を一気に握ろうとし、これまで温存されてきたドイツ大海艦隊をも出撃させた。必勝を期し、日英連合軍艦隊に最後の決戦を挑んだのである!
内容説明
英本土奪還に王手をかけた日英連合軍。だがヒトラー総統の死守命令を受けたドイツ軍は、ロンドン周辺地域を固め徹底抗戦の構えを崩さない。市街戦を避けたい英国政府は、兵糧攻めにして降伏に追い込むしかないと決断。周辺海域において、互いの援軍と補給を断たんとする激しい海空戦が繰り返されることに。ドイツ軍は次々と新兵器を繰り出し、これまで温存してきたドイツ大海艦隊をも出撃させた。必勝を期し、日英連合軍艦隊に最後の決戦を挑んだのである!
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YS-56
6
最強国家たるの所以。圧倒的頼もしさでしたね。2023/06/22
ikedama99
5
最終巻。アメリカ参戦とはいうもののすぐに展開できるわけではなく、イギリス本土のドイツ軍のための補給を支える思惑もあり、大海艦隊の登場。「ホルスト・ヴェッセル」という大和級を上回る戦艦の威力はすごい。結局は水中弾効果で何とかなったようなものだ。金剛、榛名と重巡数隻の犠牲と武蔵大破は50.8サンチの強さでもある。この海戦のあと、日本からアメリカにパートナーは交代。B29の姿が雄弁にそのことを物語る・・。以前に読んだ「蒼海の尖兵」とはまた違った印象。面白かった。2024/07/01
池田羽衣
4
ついに大和と武蔵に好敵手な艦が! しかし、それでも勝つのはすごい!2025/01/25
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- 和書
- 森鴎外『渋江抽斎』を読む