出版社内容情報
自治区から「上」に連れて来られた真琴は、王宮で保護される。そこで国王が襲撃され、父親に嫌疑が!収監された真琴だが…。
内容説明
青葉荘の仲間と合流して、地球に帰るため「上」に移動した真琴だが、門の不具合で足止めされる。真琴の父・灰の友人であるノウバンド国王にかくまわれ、門の復旧を待つ間に起きた国王襲撃事件。そこで灰が犯人だと告発されてしまった。父の罪に連座するかたちで投獄された真琴は、謎の猫に導かれ脱獄するが…。なぜアルミナの空は覆われているのか?禁書の正体とは?全ての謎が明らかになる緊迫の最終巻。
著者等紹介
九条菜月[クジョウナツキ]
『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第2回C・NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
16
とにかく面白くて、読む手がなかなか止まりませんでした!すべてのことに(私的には)とても行き届いた決着で、ちらちらと読み返してしまうシーンがいっぱい(笑)。願わくば、後日譚も非常に読みたいです!2015/09/20
こりらっち
8
最終巻。一気に読んだのでバタバタと息つく間もなく終わった感。要人が好きだから出てくるたび嬉しい。イケメンシスコンお兄ちゃんいいな。大変だったけれどアルミナの空を取り戻すこともできたし、ハッピーエンド。どうしようもないことだけれど、別れなきゃいけない大切な人達がいるのは悲しい。でも要人も律もついでに喜一もいるし、寂しくないよね。好きなシリーズの一つになった。2015/10/14
ユイ
5
最後まで喜一さんが持って行ってしまった印象。この後の話も読んでみたいです。2016/07/28
イヌリン
3
面白かった~!最後まで一気に読んでしまいました。真琴は最後まで主人公なのに普通のままでなかなか頑張ったと思います^^周りのキャラもいいし、設定もよかったし、もっと長く読みたかったです。伏線も回収されたし良いラストだったと思いますが、後日談あったら いいのにな~ 2016/08/04
だめミルク
3
思ったより、大きな話になりました。空のない世界に暮らしていた人が空を見た時どう思うのか……。そして自分の世界を顧みた時になにを思うのか……。2015/11/09