内容説明
プレニマーでの冒険を終え、リーミニーに帰ってきたアレクとサージル。休む間もなくキャットとして動き始めた二人は、友人でありいまも戦地でスカラ軍を率いる王女クライアを巡る陰謀を察知した。新女王に疎まれ、活動を制限されている“監視者”だが、国と王家のために調査を進めるうちに、陰謀がクライアだけでなく、世継ぎの王女にも関わるものだと判明し…。サージルとアレクの王都の冒険、開幕!
著者等紹介
フルエリン,リン[フルエリン,リン] [Flewelling,Lynn]
1958年、アメリカ合衆国メイン州に生まれる。メイン州立大学で英文学の学位を取得後、結婚。オレゴン州立大学で獣医学を、ジョージタウン大学でギリシア古典を学び、会社員、アパートの管理人、教師、検死技師、コピーライター、フリーの編集者、ジャーナリストなど様々な職につく。現在はニューヨーク西部に在住
浜名那奈[ハマナナナ]
白百合女子大学大学院博士課程を単位取得満期退学(児童文学専攻)。英語圏の児童文学を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しまっち。
6
前2作と違って、サージルもアレクも痛い目に合わずに、楽しく読めるのが嬉しい。まだ哀しみはあるけれども。相変わらずクライアに迫る陰謀は健在、更に危うい状況になっている。そんなクライアに心寄せるセロをちょっと応援したい。俳優アトレはいったい何を目的としているのか、彼は味方ではなく敵になるのか。先が気になるけど、三分冊で次は2か月待ちとは。一気にだしてくれるといいのにな~。 2015/02/04
つかさ
5
前作が読んでいてつらいお話だったので、それに比べて本作は軽く読めて楽しかったです。リーミニーキャットとして活躍するサージルとアレクとかいちゃつく二人とか(笑)最後の章でアトレに持っていかれた感があるのでこの先どうなるのか楽しみです。2015/02/24
浮草
4
今度は王都での王位をめぐる陰謀。そして怪しい生命力を奪う魔術。二人が今後、渦中へ巻き込まれる模様。2016/11/24
月華
4
原作は最終巻が出たようなので、そちらも早く翻訳されるとうれしいなと思います。登場人物が増えてくると、誰が誰だかこんがらがってきてしまいました。あとがきによると再登場の女性陣が多いようですが、読み直さないと思い出せそうにありません。今までみたいに一気に出してくれたほうが読むほうにとってはうれしいかな、と思ってしまいました。2015/04/11
しるるん
3
外国ならではの言葉遊びがとても粋で飽きさせません。 今までちょっと過酷な事ばかりだったのでつらかったけど、今回は宮廷の陰謀や政治的な内容なので安心して見られます2016/11/01




