内容説明
南国の小島パルーマ島で勃発した日韓軍と中国正規軍の戦い。数で押す中国側が第137空降隊を投入する一方で、日韓軍の主戦力“サイレント・コア”司馬小隊には本国から土門小隊が合流し戦力が伯仲、洋上でも両国の艦艇が睨み合う事態に発展した。いよいよ全面戦争へ突入かと思われた矢先、日中両者へ本国から『パラオで問題発生。至急解決せよ』との命令が下る。停戦命令に従い、すぐさまパラオに向かった彼らを待っていたのは想像を超える「最悪」の事態だった。泥沼化の様相を呈する太平洋上の戦い。日韓軍に活路はあるのか?―。
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tokyo F91
2
中国漁船団の無双(無法?)がリアル感ありすぎ。2012/12/23
Kenichi Uto
1
さて次なる展開は?米軍は出てくるのか?次巻は2月末の発売ということで楽しみです(^。^)2013/01/29
Meistersinger
1
パラオ人がトンデモwトージョの暴走がどこまで素なのか、パラオ政府の思惑はと謎が多い。中国人の粗暴さがリアルに見えるところが、今の時代の哀しさだなぁ。中国軍の空気を読まないペリリュー上陸で、米海兵隊が激怒。四巻目にしてついに米中激突。2012/12/26
カラヤ3
0
舞台はパラオに。ペリリューが戦場になりそうな展開だがいよいよ米軍の登場かな。2016/09/24
Kenny00h
0
そうかそうか、国務省はこの件は日本に任せたってスタンスなのか。もう、ぜんぜん米中激突なんてしませんね。 しかし、海外で自衛隊がドンパチやって大丈夫なんかいな、と思ってたけど、あれこれバックアップ体制があるんですね。揉み消しやらなにやら。あー、でも、AKで撃たれたのに交通事故でしたなんてのは通用するのかなー。 ま、面白いからいいんだけどさ、細かいことは。 さて、チェンバレンからチャーチルへ。次巻あたりでようやく米中激突するのかな。2015/09/05