内容説明
青い髪、青い瞳―災厄を呼ぶと言われる“ハサルの印”を持つ少年カルティオンは、幼馴染みの少女ファラと旅芸人一座で穏やかに暮らしていた。だが、そんな日々は傷だらけの剣士エスタリオンを助けたことで終わりを告げる。何者かに結界を破られ、襲撃を受けたのだ。人をも燃やし尽くす炎と驚きわたるファラの悲鳴。これは“印持ち”の自分が呼び寄せた災いなのか?疑念とともにたった四人での逃避行が始まる。第5回CN大賞、受賞後第一作。
著者等紹介
葦原青[アシハラセイ]
『遙かなる虹の大地』で第5回C★NOVELS大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ますくわーど
1
最初は読みにくいがキャラが立っているので読んでいける。次巻への引きが弱かった。2010/05/13
こんこん
1
普通ならヤトナを軸にしそうなところを、あえて外してきているのがどうなるか。もう一つ二つ、何か売りが欲しいような気も……2010/05/10
りょくちゃ
0
10.4.25.235p。画:黒銀 平穏な日々は襲撃によって一変する・・・。続きが気になる感じ。2013/10/06
妖鍵
0
固有名詞(?)が多過ぎる気がする。名前出されても「え、誰?」って思っちゃう。 私の記憶力が悪いのか? あと、挿絵が残念。2012/05/19
ぽて
0
既読。というか内容忘れて次巻を読むため再読(笑)【災厄を呼ぶという〈ハサルの印〉を持つ少年カルティオンは幼馴染の少女ファラと家族同様の旅芸人一座で穏やかに暮らしていたが・・・】 表紙の絵が、ちょっと・・・背景とか表情とか、内容をもっと彷彿とさせるものであって欲しかったOrz 前半は登場人物が多すぎてこんがらがったけど、《吐息(エブリス)》による襲撃のシーンは人外相応のグロさが出ててイイ感じに気持ち悪かった。それにしても、詰め込みたいものが多すぎて逆に内容が浅くなっちゃってる気がしてちょっぴり残念。2012/03/05