出版社内容情報
身に覚えのない反逆の罪を着せられ《赤の塔》に送られたサージル。無実を証立てようと奔走するアレクとマイカムだが―!?
内容説明
試練に合格し“監視者”として認められたアレクのお披露目に湧く夜、突然踏み込んできた執行吏にサージルが拘束された。罪状は、女王に対する反逆罪。獄中のサージルから伝えられた暗号とセロの助力により、アレクとマイカムは犯人を突きとめる。だが、その背後にはさらに巨大な組織の存在が隠されていた―高位魔術師ナイサンダーの指揮下、“監視者”たちは都に張りめぐらされる陰謀へと立ち向かう。
著者等紹介
フルエリン,リン[フルエリン,リン][Flewelling,Lynn]
1958年、アメリカ合衆国メイン州に生まれる。メイン州立大学で英文学の学位を取得後、結婚。オレゴン州で獣医学を、ジョージタウン大学でギリシア古典を学び、会社員、アパートの管理人、教師、検死技師、コピーライター、フリーの編集者、ジャーナリストなどを務める。現在はニューヨーク西部に在住
浜名那奈[ハマナナナ]
白百合女子大学大学院博士課程を単位取得満期退学(児童文学専攻)。同大学非常勤講師。英語圏の児童文学を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小雪
4
再読。中扉のサージルが膝にすがりついてる絵が切ない。陰謀渦巻く中で、着実にアレクとの関係が親密な方へと向かってる様子にワクワクしてしまう(笑)2012/04/09
月華
3
再読 一回読んでいても細部は忘れているので、読んでいてハラハラしました。謎の模様に関しては2部に持ち越しです。2012/02/17
RIN
2
ナイトランナーシリーズの序章である第一部終了。全体的にフワッとしてるというか、女王失脚を目論む陰謀を暴き阻止する為に危険な橋を渡りまくってるのに、いまいち危機感が薄い。サージルは今までよく生きてたなと思う。首謀者は逃亡し、ナイサンダーは誰にも明かせない使命に苦しみ、呪いは今だ断片すら分からない。この長いシリーズの中で、アレクが成長し本当の意味でサージルのパートナーになった時、いつも近くに居たマイカムはどう思うのだろう。色々気にはなるけど、続きは当分先でもいいかな。2021/09/11
浮草
2
アレクが監視者としてデビュー。ナイサンダーがいないと、話が回らない。アレクとサージルの関係の行方も気になる。2016/10/31
やっこ
2
サージルの危機!?が、案外早く片付いてほっとしました。セロ良いヤツじゃん…。でも呪い?やサージルの秘密はわかんないままでしたね。お楽しみは続きってことですか?気になる~。2011/12/06




