内容説明
帆が風をはらみ、船は空へ飛ばされるかのように浮きあがり、快走を始めた。アインは両足を踏みしめる―海賊船『東のノストルム』が出航する。北方の大森林に孤立する砦で、蛮族の撃退を続けるミオ。父の安否は不明。帝都からの帰還令もいまだ届かず。アティスでそしてリグリアで、思惑は交錯し人と人はすれ違う。歴史はこの二人をどこに連れて行くのだろう。
著者等紹介
三浦真奈美［ミウラマナミ］
２月９日生まれ。１９８９年、コバルトノベル大賞でデビュー
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感想・レビュー
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光霞
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good.再読。ミオが戦功をたてるにつれて、政治的なゴタゴタに巻き込まれていく。この展開は成る程三浦さんらしいなぁと思う。一方リグリアでもアインが指揮官やりつつ不条理な目にあってるし、二人は本当は似た者同士なんだろうな。この二人の対比しつつ、ゴリラ様の出方も気になる所…。2012/01/29
