出版社内容情報
『信長公記』は織田信長側近の太田牛一が自身の日記を基に綴った信長の克明な一代記で、巻首を含む一六巻からなり、伝記として最も信頼性の高い史料である。本書では、序章でその生涯の重要な出来事を概観し、第一章で信長の誕生から、永禄一一(一五六八)年に足利義昭を奉じて上洛を開始するまでの巻首、第二章が上洛の前後を描く巻一、巻二を、第三章では元亀元(一五七〇)年より始る巻三以下天下布武の過程と、巻一五の天正一〇(一五八二)年の本能寺の変までを取り上げた。
〈目次〉
序 章 夢幻の如
第一章 入洛以前
第二章 信長上洛
第三章 天下布武
内容説明
天下統一を夢見て烈しく生きた織田信長。本能寺に斃れるまでの十五年間を、鬼才絵師が奔放に描く。
著者等紹介
小島剛夕[コジマゴウセキ]
1928年(昭和3年)、三重県四日市市生まれ。映画の看板描きを経て1950年に上京、紙芝居作家となる。57年、ひばり書房の描下し単行本『隠密黒妖伝』で漫画家としてデビュー。2000年1月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
14
織田信長の側近・太田牛一が自身の日記を基に綴った【信長公記】。劇画界の重鎮・小島剛夕がどう作品にしあげるか楽しみであった、が、期待は裏切られる。信長の生涯の重要部分をかいつまんで紹介し、それにただ絵を付けただけの代物。マンガとして劇画としての構成の工夫は一切見られない。とても残念な作品である。にも拘らず後書きで小島剛石は『この仕事を進めながら劇画にはまだ可能性があることをかんじた。今後も良い作品作りをして劇画界の刺激となれば嬉しい』と自画自賛。何だかなぁ!2023/04/13
一彩
0
太田牛一と言う人がいたから,伝えられたのかな2025/03/07
-
- 電子書籍
- 東方智霊奇伝 反則探偵さとり 迷宮編2…