内容説明
名君ダビデは王国を揺るぎないものとし、賢王ソロモンは富と栄光を得る。しかし名君といえど、主の掟や戒めを全ては守れず、やがて王国は分裂して、民は他国の捕囚となる。
目次
ヨシュア記・続
士師記
サムエル記
列王記
ヨナ書
ヨブ記
ダニエル書―異郷にて
著者等紹介
里中満智子[サトナカマチコ]
1948年1月大阪生まれ。1964年、高校在学時に『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞受賞、デビュー。2006年に全作品及び文化活動に対し、日本漫画協会賞文部科学大臣賞受賞。2010年文化庁長官表彰受賞。社団法人日本漫画家協会常務理事/マンガジャパン事務局長/大阪芸術大学キャラクター造形学科教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
32
ダビデとかソロモンとか。一度読んでおくと西洋美術見る時にエピソードがわかりやすくていいかもですね。2017/01/16
ユウユウ
21
この辺りになると断片的にしか知らない話が多い。でも西洋美術見るなら知っておきたいものばかり。わかりやすくてとてもよい。2019/09/29
こまり
8
旧約聖書、やっぱりよくわからないということがわかった💦 何年か前にイスラエルに行ったとき、エルサレムでユダヤ教、キリスト教、イスラム教が同じ場所を聖地とし隣り合わせでそれぞれの祈りを捧げるという光景を目の当たりにし、不思議な感じがした。 里中さんの魅力的な漫画で1、2、3を読み概要は掴めたが、この教えが何故ここまで広がり人の心を捉えたのだろう? 謎だらけだ。聖書のこと、もう少し深く知らないとなぁ。
まゆ
3
漫画家の里中満智子による旧約聖書を解釈した漫画。里中満智子は「野球狂の詩」で水島新司に協力していたところが有名でしょうか。中学のころから旧約聖書の物語性にはまっていたらしく、すごく研究して客観的に描いている。 それにしてもアブラハム、ダビデ、ソロモン、アブサロムなど今までこれを知らずに小説を読んできたのが恥ずかしくなるくらい西洋の作品は旧約聖書がベースになっていることがわかった。そして今のイスラエルの成り立ちもよく理解できた。図書館本だけど買ってもいいかな。2024/03/21
Worldさん
1
サムソンって聖書のキャラクターだったんだ。士師記ら辺からキャラで話作ってる印象が強い。ダビデとかモリモリやりすぎ。信者や学者には失礼だけど正史云々こうよりも伝承を集めた感が強い。旧約は通して現状打破するための信仰→豊かになり信仰を怠る→メシアによる懲罰→再信仰の流れだな。2025/02/02
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