出版社内容情報
ポラロイド社の創業者でスティーブジョブズが国宝とまで呼んだエドウィン・ランドとポラロイド社に関する歴史と逸話をまとめた一冊
内容説明
1940年代後半にインスタント写真を発売したポラロイド社は、のちにシリコンバレーではお馴染みとなる道をたどった。天才的な技術を持つ創業者エドウィン・ランドが突拍子もないアイデアを思いつき、同じこころざしを持つ仲間を見つけ、アイデアを発展させる。常識破りの発想、卓越した技術、洗練されたデザインで、人々を虜にした企業の軌跡。
目次
第1章 光とビジョン
第2章 開発
第3章 今すぐに見る
第4章 スウィンガーに会おう
第5章 究極の表現
第6章 フェードイン、フェードアウト
第7章 「私たちの知性」
第8章 闇へ
第9章 そして再び…
著者等紹介
ボナノス,クリストファー[ボナノス,クリストファー] [Bonanos,Christopher]
ニューヨーク誌の編集者。ニューヨーク・タイムズ紙やSlate.comのほか、多数のウェブや印刷媒体に寄稿しており、独自のウェブサイトpolaroidland.netも運営している。妻と息子とともにマンハッタン在住
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年横浜市生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
9
このボリューム、内容、装丁、紙質どれを取っても大満足の一冊!!図書館本だがすぐ入手。ジョブズ派ならきっと読むに値します。初めてのポラロイドは21歳のお誕生日のプレゼント。その後、パリで憧れのSX-70を入手。ポラロイド社の歴史を知ることで点と点が繋がる。私は知らぬ間に職場に物凄く恵まれていたのだと。ランドの類稀な集中力と発想力に脱帽。パティスミスの写真を観れただけでも一見の価値有り!!大興奮の一冊。家の何処かにロモがあったはず。ポラロイドもSX-70も銀塩キヤノンも引っ張り出して遊ぼうっと!デジタ2014/03/03
芸術家くーまん843
5
「ポラロイド伝説」クリストファー・ボナノス著 実務教育出版http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788908115/businessbookm-22/ref=nosimあのスティーブ・ジョブズが心酔し、「国宝」とまで呼んだ稀代の起業家、エドウィン・ランドの物語。偏光板のエキスパートとなり、自動車のヘッドライトのしくみやポラロイドカメラなど、数多くの発明を成し遂げたランドが、一体どんな人間で、どんな理想を抱いていたのか。じつに興味深い読み物。ランドは、いわゆる典2013/09/03
Ixy
3
昔懐かしの「ポラロイドカメラ」にこんなストーリーがあったとは。とても楽しめた。情熱を持った人のストーリーは魅力的だ。2013/10/22
kinkin
2
ポラロイドで撮った写真が好きなので、これはうれしい本。カメラも欲しくなった。2013/11/18
DataLame
0
ランドとジョブズ、本当に同じタイプの人だったんだね。タイプ55はアンセル・アダムスのリクエストで1958年にできたこと、これを読んで初めて知った。ポラロイド写真作品もたくさん紹介されていて楽しい本でもあった。書店でなくカメラや写真関係のショップに置いて売れたら買う人いっぱいいると思う。その場合、表紙はもっとおしゃれにしてね〜2016/11/29