マンガ日本の古典 〈31〉 春色梅児誉美 為永春水(1世 1789生)

マンガ日本の古典 〈31〉 春色梅児誉美 為永春水(1世 1789生)

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124033090
  • NDC分類 918
  • Cコード C0379

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

44
江戸時代の恋愛物。嵌められお家を追放されたひとりの男に尽くし支えるふたりの女。ただし男はそのふたりを行ったり来たりな、まさにヒモ!!女性陣が健気で一途なだけでなく、話が進むうちにたくましくなるので余計そう思う。でも想いが報われて欲しいとなる。不思議。この結末も時勢からすればアリな方だと思えちゃう。2025/01/25

あっきー

15
⭐4 しゅんしょくうめごよみと読む、絵は少女趣味だが平安時代の話とは違い現代人と感覚は通じる所があり元々の話がしっかりしているのか漫画家が上手いのか面白く読めた、先日座敷に芸者が大勢いる芸者絵で四つの季節のうちの一つの浮世絵が発見されたのが話題になったがその雰囲気がある絵があって気分が上がった、この全集中でもかなり出来が良い作品だと思う2023/10/19

釘宮笙

8
江戸時代の人情本として名前は聞いていたが、読んでみると現代の恋愛マンガと寸分も変わらぬテイスト。色恋の駆け引き、不思議な縁の連続、時々ヒロインを襲う乱暴者、危機に陥ったヒーローを助けるお武家様。既視感ありありということは、現代日本の恋愛ドラマ、人情時代劇も『春色梅児誉美』の結構から出ていないのか。何はともあれメデタシで終わるストーリーには、江戸の昔も現代も読者の人気が高いのでは。2023/10/21

和沙

4
女の意地と愛と任侠的な気概が心地よい。男の一番の愛情を得るのも女の幸せ、他の女の幸せを満たすのは女の心意気。そんな感じ。

lagopus55

4
江戸時代のハーレクインロマンス?昼ドラ?美男子を巡る三角関係に濡れ衣事件、跡継ぎ問題がからんでの大騒動。ストーリー展開が早い早い。あっという間に解決する。漫画家の酒井美羽さんが現代風にアレンジすると6ページで終了。マンガ版では、主要登場人物の一人分のストーリーがページの関係で割愛されているが、恋愛至上主義はいささかも崩れない。ただこの物語の解決策は現代では無理だろうし、東海テレビの昼ドラがだまっちゃいない気がします。2007/08/13

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