日本の名著 〈26〉 二宮尊徳 二宮尊徳

日本の名著 〈26〉 二宮尊徳 二宮尊徳

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  • サイズ 新書判/ページ数 542p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784124003666
  • NDC分類 081

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かまぶろ

2
二宮尊徳が語られる際、あまり取り上げられることがないのが森羅万象を一つの円にあてはめ思索を展開する「円相図」というもの。この本では「三才報徳金毛録」の章に載っているが、どうにも難解な印象を受け、自分の中の糧にしづらい。しかし小田原の報徳博物館では、円相図に関する展示パネルがあり、もっとくだけた表現でわかりやすく説明されており、補足の冊子も1階受付にて300円で販売されている。ダ・ヴィンチ手稿や南方熊楠の南方マンダラ等でワクワクする自分にとってはこの円相図も大変興味深いものだった。2013/03/01

壱萬参仟縁

1
図書館の蔵書で、字は小さいが、弟子の富田高慶の『報徳記』、福住正兄の『二宮翁夜話』、尊徳自身の著『三才報徳金毛録』などから成る。二宮の農村復興論は、現代の震災復興のヒントとなることもある。たとえば、よく他人に譲ることを勧めること。二宮の三才~は、円を使って占いをするような絵で説明している。円の中ですべてが循環しているような印象もあり、なにか復興したければ、円を書いてその中にどんな要素があるのか、相関を描くことが重要な思考である、ということを学んだ。2012/04/27

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