中公文庫<br> げいしゃわるつ・いたりあの

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
げいしゃわるつ・いたりあの

  • 有吉 佐和子【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央公論新社(2025/10発売)
  • 【ウェブストア限定】ブラックフライデーポイント5倍対象商品(~11/24)※店舗受取は対象外
  • ポイント 50pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年11月21日 05時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122077041
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

若き日の有吉佐和子が、実際に花街を取材して書き上げた渾身の一作。
陰りを見せ始める花柳界の問題を鋭く示しながら、
当時の煌めきをユーモラスに活写した“幻の快作”が、
66年の時を経て初の文庫化!

【内容】
1950年代、東京の花街。
置屋「綾津川」の女あるじ・綾千代のもとに、
正体不明のイタリア系アメリカ人・フランチョリーニから、
芸者遊芸ブロードウェイ公演の話が舞い込んだ。
綾千代はライバル・亀千代とタッグを組み、
芸妓組合での根回しや渡航の金繰りに奔走するが、徐々に暗雲が立ち込める。
売れっ妓・千々代と花奴、
縁あってフランチョリーニの秘書となった
国際電話交換手の能村勢子とその同僚・横井新也、
日本舞踊の家元・梶川猿寿郎らが巻き起こす騒動と恋のさや当て――。
混迷を極める“ゲイシャガール・ダンシング・ティーム”は、
果たしてアメリカへ行けるのか!?

〈解説〉岩下尚史(作家・國學院大學客員教授)


【目次】

内容説明

一九五〇年代、東京の花街。土地一番の踊り手綾千代のもとに、ブロードウェイ公演の依頼が舞い込んだ。謎の米国人フランチョリーニに振り回され、根回しや資金繰りに奔走するお姐さん衆。恋あり啖呵あり、混迷を極める“ゲイシャガール・ダンシング・ティーム”は、果たして渡米できるのか!?若き日の著者による幻の長篇が初の文庫化。

著者等紹介

有吉佐和子[アリヨシサワコ]
1931年(昭和6年)和歌山市に生まれる。東京女子大学短期大学部英語科を卒業。在学中、『演劇界』の懸賞論文に応募して連続入選。同人雑誌『白痴群』を経て第十五次『新思潮』同人となる。1956年、「地唄」が文学界新人賞候補、芥川賞候補となり、その後次々に意欲作を発表。『華岡青洲の妻』により女流文学賞、『出雲の阿国』により芸術選奨文部大臣賞、日本文学大賞、婦人公論読者賞を受賞。小説家、劇作家、演出家として広く活躍した。1984年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Inzaghico (Etsuko Oshita)

7
まだ花柳界がぎりぎり元気だったころのお話。社用族が野暮な遊びをすることも少なく、政財界の大物が自分の金で遊んだ時代。有吉は本作で、芸者のブロードウェイデビュー企画を軸に、のぼせ上った芸妓屋のおかみふたりと彼女たちが抱える芸妓、ブロードウェイデビューをもちかけたアメリカ人の臨時アシスタントを務めた若い女性、芸者屋がある土地の料亭、踊りの家元などの群像劇に仕立てて、それぞれの思惑を余すことなくあぶり出す。容赦ない現実もちゃんと描きつつ、それぞれしたたかに強く生き延びて、最後に地に足の着いた希望をもたせる。2025/11/12

たつや

7
図書館で借りる。借りた本はハードカバーで、初版が昭和三十四年とある。日本の芸者が海外で公演をする物語。史実に基づいているのか?全て創作か?不明だが、軽快なセリフ回しと言い、当時のフジヤマガールの妖艶でいて強さが目に浮かび、痛快に読めた。面白かったです。2025/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22906429
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品