出版社内容情報
「音楽というものは、生活のなかにとり入れるものではなく、生活のなかからひきだすものです。」――やわらかい語り口による、クラシック音楽への誘い。
・芥川也寸志生誕100年記念企画。
・ロングセラー『音楽の基礎』と並ぶ、クラシック音楽入門書。
・本書は、楽譜をいっさい用いず、日本人とクラシック音楽の接し方を、平易かつユーモラスに解く。「談義」というに相応しい筆致。
・「リズム」「旋律」「ハーモニー」など、音楽入門としてのツボは押さえつつも、時折「脱線」する内容が、もうひとつの読みどころ。
・軽妙な文体とエピソード、喩えの面白さなど、現代音楽作曲家である著者の人柄が垣間見える。エッセイとしての妙味。
〈解説〉片山杜秀
【目次】
内容説明
現代音楽の作曲家で、音楽番組の司会でも親しまれた著者が、楽譜をいっさい用いず、平易かつユーモラスに音楽との接し方を説く。「リズム」「旋律」「ハーモニー」など、音楽入門としてのツボを押さえつつも、著者ならではの話の脱線も魅力。やわらかい語り口による、クラシック音楽への誘い。
目次
第一章 音楽談義
第二章 リズム談義
第三章 旋律談義
第四章 ハアモニィ談義
第五章 形式談義
第六章 楽器談義
第七章 音楽談義再説
アラカルト
著者等紹介
芥川也寸志[アクタガワヤスシ]
1925年東京に生まれる。龍之介の三男。49年東京音楽学校研究科卒業。伊福部昭らに師事後、作曲家として「交響三章」「ラ・ダンス」等を発表。53年團伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。主要作品には前記のほか、「弦楽のための三楽章」、オペラ「ヒロシマのオルフェ」など。NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマでも著名。また、「音楽の広場」「N響アワー」の司会など、テレビ出演でも親しまれた。89年六十三歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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