- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
「ニーナをイツキさんの家で預かっていただくことにしました」
とある事件をきっかけにニーナと一つ屋根の下で暮らすことになったイツキ。二年生に進級し、さらに友達も増えたイツキはニーナとともに魔法の練習を重ねたり、デートをしたりと充実した毎日を送っていた。
しかし、平穏な日常は突如変貌する――。
相対するはニーナの父を殺した仇敵。蕩けた地獄を生み出す第六階位。
理想の世界を追い求め数百万の子どもたちを手にかけたモンスターの毒牙が迫る中――イツキは《心奥》にて自らの前世と向き合うことに。
「僕の心奥は『夜』。何でも呑み込む空っぽの世界だ」
ニーナを守るため、あらゆる過去を打ち破る『理想郷』編!
内容説明
「ニーナをイツキさんの家で預かっていただくことにしました」とある事件をきっかけにニーナと一つ屋根の下で暮らすことになったイツキ。二年生に進級し、さらに友達も増えたイツキはニーナとともに魔法の練習を重ねたり、デートをしたりと充実した毎日を送っていた。しかし、平穏な日常は突如変貌する―。相対するはニーナの父を殺した仇敵。蕩けた地獄を生み出す第六階位。理想の世界を追い求め数百万の子どもたちを手にかけたモンスターの毒牙が迫る中―イツキは《心奥》にて自らの前世と向き合うことに。「僕の心奥は『夜』。何でも呑み込む空っぽの世界だ」ニーナを守るため、あらゆる過去を打ち破る『理想郷』編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
とある事件をきっかけにニーナと一つ屋根の下で暮らすことになったイツキ。しかし平穏な日常は突如変貌して、ニーナの父を殺した仇敵に立ち向かう第4弾。二年生に進級して友達も増え、ニーナとともに魔法の練習を重ねたり、デートをしたりと充実した毎日を送るイツキ。一方で父やニーナの母が各地を飛び回る日々を送る状況で、魔物討伐任務を初めて受けたイツキが知る「劇団員」の存在。ニーナの父を殺した仇敵でもある第六階位に目を付けられ、彼女のトラウマや自らの前世の深い闇とも向き合い、2人で乗り越えていく展開はなかなか良かったです。2025/06/11
こも 旧柏バカ一代
24
悪霊たちのセリフが不気味すぎる。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-doryokumusou-4-review/2025/06/10
和尚
19
今巻も面白かった。 ニーナの回。よりシリアスに足を踏み入れて展開していきますね。モンスターの通じなさも、イツキの心の奥も、ニーナの過去も良く、五巻が楽しみです。 2025/06/16
真白優樹
13
ニーナの家の近くに魔が現れ、彼女がイツキの家に居候する事になる中、ニーナの父親を殺した魔が現れる今巻。―――勇気で乗り越え焼き尽くし、しかし心は闇の中。 魔の出現数が増加し、妙な魔と戦ったりする中、中々にえげつない展開が巻き起こる巻であり、勇気を以て乗り越えるもニーナの心が砕ける、次巻とワンセットの前編となる巻である。果たして壊れたニーナの心を救う手とは。鬼に落ちた主が待つ仙境への遠出、その先にどんな展開が待つのか。そしてニーナは自分の力で過去を超えられるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/06/13
MoriTomo
5
ニーナと同じ屋根の下で暮らすことになる展開から始まり、学園の日常と一転した急展開がとてもアツく描かれていました。ニーナに焦点を当てつつもイツキが安定の活躍を見せ、過去に向き合う描写や気味の悪いモンスターとの戦闘が圧巻でした。日常との温度差が激しいエピソードは成長を促す王道感が最高で、ニーナのトラウマを強く描いた心情やイツキとの関係性の深まりも見どころでした。2025/09/30