中公文庫<br> 対談集 あなたが子どもだったころ―完全版

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中公文庫
対談集 あなたが子どもだったころ―完全版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075368
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1111

出版社内容情報

子どもが創造力を発揮するとき、嘘をつくとき、自分の世界にこもるとき……。〈心の問題〉を見つめ続けてきた著者が、各界を代表する十七人とユニークな子ども時代を語り合う。その対話からは、個性豊かな個人史とともに戦後日本人の歩みが浮かび上がる。同テーマで二期にわたって行なわれた対談を合本にする完全版。〈解説〉小川洋子

内容説明

子どもが創造力を発揮するとき、嘘をつくとき、自分の世界にこもるとき…。“心の問題”を見つめ続けてきた著者が、各界を代表する十六人とユニークな子ども時代を語り合う。その対話からは、個性豊かな個人史とともに戦後日本人の歩みが浮かび上がる。「飛ぶ教室」の連載対談を全一冊にした完全版。

目次

1 あなたが子どもだったころ(子どもが死にたいと思うとき(鶴見俊輔)
子どもが嘘をつくとき(田辺聖子)
子どもが学校へ行きたくないとき(谷川俊太郎)
子どもが親から離れて暮らすとき(武満徹)
子どもが自分の世界に閉じこもるとき(竹宮惠子)
子どもが思想に目覚めるとき(井上ひさし)
子どもが母親を思うとき(司修)
子どもが個性をのばすとき(日〓敏隆)
子どもが兄弟を意識するとき(庄野英二)
子どもが孤独を生きるとき(大庭みな子))
2 子ども力がいっぱい(人の考えないことを考えてみせる力(山本容子)
創造性を身につける力(鶴見俊輔)
人を驚かせる力(筒井康隆)
強い思いを蓄え成長する力(佐渡裕)
環境をうまく受け入れる力(毛利衛)
遊びからイマジネーションを生み出す力(安藤忠雄)
体当たりの挑戦を積み重ねる力(三林京子))

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928(昭和3)年、兵庫県に生まれる。52年、京都大学理学部卒業。スイスのユング研究所に留学し、65年、ユング派精神分析医の資格を取得。京都大学教育学部教授、国際日本文化研究センター所長、文化庁長官を歴任。2007(平成19)年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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阿部義彦

21
最近私好みの文庫を出す中公文庫新刊。ユング心理学では権威で「心の処方箋」のベストセラーで日本中に名前を知られるようになった河合隼雄さんの過去の対談が纏まって本になりました。テーマは子供時代。音楽家の武満徹さんの話では、ピアノが無いので、歩いていてピアノの音がしたらその家に、五分で良いので触らせてくれませんかとお願いして、不思議と断られた事は無いとか、動物学の日高敏隆さんの話では、軍国主義の学校で自殺を考えてたら、先生が両親の前で昆虫学をやらせる為に転校させて下さいとお願いしたり。読書は死んだ人と話す事。2024/07/26

たっきー

10
『あなたが子どもだったころ』(1988年)、『子ども力がいっぱい』(2008年)をまとめたもの。子ども時代をテーマにした対談集。この対談をされていた当時ですら、昔とを比べて憂うことが多かったのに、河合隼雄さんがご存命だったら今の時代についてどのように語られるだろうか。対談のなかで印象的だったのは、毛利衛さん。8人兄弟の末子で、自分のことを通すためには自己主張してはだめ、ネゴシエーションの力でまわりの兄弟をたくさん味方につけると自分の思い通りになるというエピソード。2024/09/21

みーあ

2
正確にはこれじゃなくて『あなたが子どもだったころ こころの原風景』10人の方との対談。子ども時代の理屈がつかない行動を読んで、私自身も不明瞭な子供だったと自分の子供時代に思いをはせた。小1でエレクトーンの帰りに違うバスに乗って歩いて帰ってきて、同じ町に来て初めて電話したけど、母に教えてもらった近道が理解できず、違う道で遠回りして帰ってきたこととか、中学で追いかけっこして年上の男子をガラスの向こうに見つけてキックして針金入りの二重ガラスを割ってしまったこととか、色々…そういう理解不可能な行動の末に今がある。2024/09/21

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