出版社内容情報
一 生い立ち
二 東京の学生
三 役人第一歩
四 フランス在勤
五 満州事変
六 ヒットラーの台頭
七 日支事変
八 防共協定強化問題
九 第二次世界大戦はじまる
一〇 スイス、ベルン
一一 フランス、ヴィシー
一二 ジグマリンゲンのフランス政府
一三 ジグマリンゲンの八カ月
一四 スイス滞在九カ月
一五 日本に帰る
一六 朝鮮事変と平和条約
一七 東宮御外遊(英国女王戴冠式)
一八 東宮御外遊(欧州)
一九 東宮御外遊(米国)
内容説明
第二次大戦下に仏大使としてペタンと行動をともにし、戦後は学習院次長を経て、昭和23年6月から侍従長に就任した。GHQの方針により地方巡幸が再開されると、朝鮮戦争、サンフランシスコ講和条約など激動の時代のなか、九州から北海道まで、昭和天皇のお供をした。また東宮(現上皇)御外遊の在任十七年間を穏やかな筆致で綴る。
目次
1 生い立ち
2 東京の学生
3 役人第一歩
4 フランス在勤
5 満州事変
6 ヒトラーの台頭
7 日支事変
8 防共協定強化問題
9 第二次世界大戦はじまる
10 スイス、ベルン
11 フランス、ヴィシー
12 ジグマリンゲンのフランス政府
13 ジグマリンゲンの八カ月
14 スイス滞在九カ月
15 日本に帰る
16 朝鮮事変と平和条約
17 東宮御外遊(英国女王戴冠式)
18 東宮御外遊(欧州)
19 東宮御外遊(米国)
著者等紹介
三谷隆信[ミタニタカノブ]
1892(明治25)年横浜市神奈川区生まれ。東京帝国大学卒。1917(大正6)年内務省入省、20(大正9)年外務省条約局に転ず。翌年ワシントン軍縮会議に出席。条約局長、スイス公使を経て、42(昭和17)年から終戦直後までフランス大使をつとめる。戦後は学習院女子部長、学習院次長を経て、48(昭和23)年6月侍従長に任ぜられる。翌年九州への地方巡幸に同行し、最後の北海道巡幸までお供する。マッカーサー元帥が連合国最高司令官を解任されて帰国する際は、陛下の名代として見送った。65(昭和40)年、侍従長を退官、勲一等瑞宝章を受ける。85(昭和60)年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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