中公文庫<br> ばあさんは15歳

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中公文庫
ばあさんは15歳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074781
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

おちゃめな孫娘と頑固なばあさん

2019年と1963年をまたぐ

二人の冒険の行く先は?

 

高校入学を目前に、ふとした異変で

昭和にタイムスリップしてしまった菜緒。

時はオリンピック前年。

口が悪く愛想なしの祖母を相棒に

東京タワーから始まる物語は

思わぬ出会いと発見にあふれて――



やがて明らかになる、ばあさんの封印された過去。

取り返しのつかない出来事を、菜緒は覆すことができるのか!?



「ひょお、こりゃ面白くなってきた」「まったく、バカまごといると憑かれるよ」

愉快爽快、ラストに涙。阿川佐和子の長編小説。





挿絵 石川えりこ

内容説明

「ひょお、こりゃ面白くなってきた」「まったく、バカまごといると疲れるよ」―おちゃめな孫娘の菜緒と頑固で口の悪い祖母が、ふとした異変で昭和にタイムスリップ!一九六三年の東京に、機転と幸運で居場所を得たのも束の間、ばあさんの封印された過去が明らかになり…。取り返しのつかない出来事を覆し、二人は未来に戻ることができるのか?愉快爽快、ラストに涙。時をまたぐ冒険物語。

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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駄目男

14
日頃、向田邦子と阿川佐和子のエッセイを古書店で見かけたら即買いするのが常で、二人の性格の違いからどちらも面白いと思っているが、今回初めて阿川佐和子の小説を読んでみた。向田邦子の小説は言うに及ばず、その上手さにおいては定評がある。がしかし、この『ばあさんは15歳』という本は、頑固なばあさんと孫娘が2019年から1963年にテレビ塔を通じてタイムスリップするという非現実的な話。1963年といえば東京オリンピックが始まる前年。私がまだ父と継母と3人で東京の板橋に住んでいた時代。街にはミゼットが走りチンチン2025/04/15

hasami1025

5
小難しくないタイムスリップもの。取り戻したい過去が身近で、でも切実で、、、描かれる昭和の雰囲気にホッとする。昭和で出会う平成の幼馴染とばったり出会ってしまったり、こんなにカジュアルなタイムスリップものはあまり読んだことがなかったので、新鮮。こういう本を読むと、いつかうっかりタイムスリップしてしまったときな備えて、古い硬貨を財布に入れとかなければ、と、ついつい余計な備えをしてしまう(笑)2024/07/20

なんてひだ

4
思ったのと違うこーもっとヒリヒリと令和に戻れない様な限界スレスレな世界を想像したのが、西原君出て来るしちょくちょく万里が割って入るしタイムトラベルのやり方も簡単で、そー分厚い前半で帰って来れるという安心感。掲示板に路面電車にコッペパンに一晩の宿に昭和の時代を見せてくれる、奈緒のラップが浮いてない今どきの目から見た時代観察とか良い、令和に戻ってせっちゃんとの交流とかも安心してみてられるってこと2024/08/25

Masaaki Endo

4
面白くて一気読みしました。ただ、タイトルがばあさんは15歳だから15歳の婆さんと孫の冒険物語かと思いましたが、15歳のばあさんはほとんど出番が無かったですね。 残りがまだ150ページも有るのに帰って来てしまって、この後はどう展開するんだ?って心配になりましたが流石ですね。 阿川さんの小説は初めて読みましたが、他の小説も読んでみたいですな。2024/07/16

し~ちゃん

4
久しぶりの阿川さんの小説。 期待が大き過ぎたのか、なかなか読み進めるのが難しかった。 いやっ、悪くないんです。 出てくるキャラはなかなかに魅力的だし。でもタイムスリップした時代がなぜ昭和38年だったのかよくわからず。 主人公と同じ歳のばあさんが15歳ってことなんだろうけど、ばあさんよりもせっちゃんのことが描かれていて頭にはハテナが出続け。 最後にはせっちゃんが主要キャラだった理由はわかるけど、期待していた分、辛口になっちゃいました。2024/04/01

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