65歳からは検診・薬をやめるに限る!―高血圧・糖尿病・がんはこわくない

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65歳からは検診・薬をやめるに限る!―高血圧・糖尿病・がんはこわくない

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810950
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C2047

出版社内容情報

年齢とともに医療のあり方は変わってくる。必要のない検診・薬を続けていないか?定年になったら医療と生き方をリセットしよう!治療をしてもしなくても、人間の寿命は変わらない!

年をとるほど健康への関心は高くなる。国はメタボ健診やがん検診などを推進し、「早期発見・早期治療」のメリットをうたう。だが、EBM(エビデンスに基づく医療)の第一人者である著者は、「65歳を過ぎた人に定期検診は必要ない。むしろ受けると不幸になる」と断言する。検査にはあいまいな判定や間違いもあり、「絶対」といえるものではない。健診・検診が有効かどうかも実はよくわかっていないのだ。むしろ早期発見しないほうがいいがん(甲状腺がん、前立腺がん)を早期発見してしまうと、かえってデメリットがある。

また、薬もやめたほうがいい。高齢になると薬の効きめもあいまいになってくるし、なにより薬の治療効果より副作用というリスクのほうが大きくなってくる。若い現役世代と定年後世代では、医療のあり方が違ってくるのである。実際には、高齢者は薬を飲んでも飲まなくても、寿命に大差はない。ならば、健康を気にして「血圧を下げないと」などとあくせくがんばるより、年をとったら無用な検診・薬はやめて「ほどほど」に生きることがいちばんいい。「健康第一」という思い込みを外すとラクになる。定年になったら医療と生き方をリセットしよう。

第1章 健康を追求しすぎると不健康になる
第2章 じつはあいまいな検査のウラ側
第3章 デメリットの多い「健診・検診」
第4章 薬を飲まなくてもたいして変わらない
第5章 医療に「絶対」はない
第6章 超高齢社会を生きる知恵

名郷直樹[ナゴウナオキ]
1961年、愛知県に生まれる。自治医科大学卒業。愛知県作手村国民健康保険診療所に12年間勤務。2003年より公益社団法人地域医療振興協会で僻地医療専門医の育成にたずさわる。同法人の地域医療研修センターおよび東京北社会保険病院臨床研修センターのセンター長をへて、2011年、東京・国分寺市に武蔵国分寺公園クリニックを開院、同院長。地域家庭医療センター長として、あらゆる健康問題に対処するプライマリ・ケアに従事。また、20年以上にわたりEBM(エビデンスに基づく医療)を実践するEBMの第一人者。専門は地域医療、臨床疫学、医学教育。
著書には『EBM実践ワークブック』(南江堂)、『「人は死ぬ」それでも医師にできること』(医学書院)、『治療をためらうあなたは案外正しい』(日経BP社)、『「健康第一」は間違っている』(筑摩選書)などがある。

内容説明

治療をしてもしなくても、人の寿命に大差はないのです!年齢とともに医療のあり方は変わってきます。必要のない検診・薬を続けていませんか?定年になったら医療と生き方をリセットしましょう!

目次

第1章 健康を追求しすぎると不健康になる
第2章 じつはあいまいな検査のウラ側
第3章 デメリットの多い「健診・検診」
第4章 薬を飲まなくてもたいして変わらない
第5章 医療に「絶対」はない
第6章 超高齢社会を生きる知恵

著者等紹介

名郷直樹[ナゴウナオキ]
1961年、愛知県に生まれる。自治医科大学卒業。愛知県作手村(現・新城市作手)国民健康保健診療所に12年間勤務。2003年より公益社団法人地域医療振興協会で僻地医療専門医の育成にたずさわる。同法人の地域医療研修センターおよび東京北社会保険病院臨床研修センターのセンター長をへて、2011年、東京・国分寺市に武蔵国分寺公園クリニックを開院、同院長。地域家庭診療センター長として、あらゆる健康問題に対処するプライマリ・ケアに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヨハネス

8
あんれぇ?図書館予約の順番が来たので急いで読んだのに次に予約が入ってなかった。いい本なのにな。人間の幸せは「元気で長寿」じゃあない。健康のため楽しみを我慢したり薬を飲むのは、65歳からはあまり効果がないということがよーくわかりました。健康で短命、不健康で長生き、不健康で短命すべて尊重されるべき生き方。あたしがいわゆる健康食にハマっているのは、実は健康のためではなく美容のためで、いつ解禁しようかとずっと考えていました。もういいんじゃない?とつい先日知人に言われましたが、65歳にしようかな。楽しみだなー。2017/08/04

Viola

3
「いつまでも元気で長生き」は実現不可能だという当たり前をまず突きつけられ、確かにそうだわ、と苦笑。人間は年をとったら、どこか具合が悪くなって必ず死ぬ。それなら「健康」という呪縛に囚われて、高齢になって、何かを我慢したり、治療にかかりきりになったり、サプリや薬にお金を使ったり、検診結果に一喜一憂して生活を楽しめなかったりするのは、本末転倒ではないか。名郷先生の主張に肩の力が抜けてホッとする。ここまで健康で生きてきたってことは結構いい遺伝子だよって。これまで通り検診なしで気にせず生きることにした。2020/03/12

john

3
この本の著者、名郷直樹医師によれば、「人は70歳を超えると急速に死に向かう」ということだ。75歳以上の平均余命は1900年代と1980年代ではあまり変わっていない。平均余命が延びたのは、乳幼児の生存率が飛躍的に延びたことが大きいそうである。 ということは、政府が年金の支給開始年齢を繰り上げさせようとする理由は、多くの人が亡くなってしまうから年金の支給が抑えられるとでも思っているからなのだろうか?2019/07/16

OHモリ

3
●EBMで名を馳せた名郷さんの著書はかなり共感する部分が多かった「健康第一は間違ってる」に続いて2冊目。これをこのまま来月の健康まつりの講演で話するのもまずいなぁ・・・概ね賛成だけど全部に賛成という訳でもないし・・・とはいえ面白いし読み応えあるけど内容は前作とほぼ同じかも? ●厚労省や財務省の方々が読んだら大喜びしそうではありますが、あくまで患者の視点に立って考え、その人の人生観によって立つ観点からそれを全うできるように医療的側面で援助するのが医師の仕事。薬を出したり検査をしてその場逃れをすることでは・・2017/10/25

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