出版社内容情報
日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめて一挙掲載する文庫の決定版、刊行開始!
1巻には、南の島で西洋の妖怪と日本の妖怪が決死の戦いに挑む「妖怪大戦争」、天才少年によって大海獣に変身させられた鬼太郎の死闘を描く「大海獣」など、長編を含む全13話を収録。
〈収録作品〉手/夜叉/地獄流し/猫仙人/おばけナイター/水虎/吸血木/ゆうれい電車/妖怪大戦争/大海獣/だるま/妖怪城/鏡爺
巻頭カラー口絵を掲載。
内容説明
日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」を、はじめて一挙収録する文庫シリーズ、刊行開始。あらゆる妖異に立ち向かう鬼太郎の旅がここから始まる!巻頭カラー口絵を掲載。
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
本名、武良茂。1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、さまざまな職業を経て、57年『ロケットマン』で漫画家デビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2003年、旭日小綬章受章。07年『のんのんばあとオレ』により、第34回アングレーム国際漫画祭最優秀コミック賞を受賞。10年、文化功労者。15年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おばおば
17
★★★★☆水木しげるさんの本は、父親に『妖怪なんでも入門』を買ってもらってよく読んでいた記憶があります。アニメでは、子どもの頃によく見ていましたが、漫画自体、買って読むことが少なかったので、漫画にはどんな話しがあるのか?興味が湧いて手に取りました。私が生まれる前の作品もあって時代を感じさせる内容だと思います。全10巻、楽しみにしています。2023/02/18
Mr.deep
5
古の名作ゲゲゲの鬼太郎が新装版で再登場。なんとも名状しがたい独特の読み味が実に水木さん。個人的には「吸血木」と「大海獣」が好きです2023/03/30
Porco
5
大海獣に妖怪大戦争と劇場映像化された作品もあり、一話完結ものや中編作では妖怪城とおばけナイターにゆうれい電車などやアニメ化される度に話が設けられる傑作エピソード揃い。妖怪の造型に関しては言わずもがなであるが、背景に生かされた点描の技術はやはり凄いなと読んでて再認識させられた。 ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ2023/01/29
zhiyang
4
物語の最初のコマの迫力に驚いた。書き文字も含めておどろおどろしい。大判コミックで読みたかった。「手」も怖いし「夜叉」も怖い。なんとなく鬼太郎たちのキャラクターの可愛らしさばかりを認識してきたが、急に描き込みの密度が上がる妖怪たちの描写は恐ろしい。ホラー漫画だったのか。単話読み切りのエピソードでは鬼太郎がふらりと現れて怪異を解決する。この様が「ブラック・ジャック」や「蟲師」を思い出させる。そういえば鬼太郎もブラック・ジャックもギンコも隻眼だ。2023/08/08
kiiseegen
4
幾度読んだか数知れずも手にしてしまう。初期、墓場の鬼太郎から雑誌掲載順に収録。2023/01/25
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