内容説明
一歩下がることからはじめる生き方とは。坐禅、五体投地、錬功、内観。古来の修行・稽古法から「自然体」への道を実践的に探求する。
目次
第1章 足腰が消えた時代に生きている(なぜ正坐すると足は痺れるのか;僧の坐禅嫌いが増えている ほか)
第2章 精神と身体を持ってしまった現代人(「いただきます」の世界観;自分はどこからやってきたのか ほか)
第3章 マインドフルネスと瞑想(本当は危険な坐禅;武術が反映する思想とは ほか)
第4章 生気論と機械論(私たちは気になり、気が向いたから生まれてきた;からだの左右観 ほか)
第5章 退歩するということ(修行にマニュアルは必要か?;止めることで観えるからだ ほか)
著者等紹介
藤田一照[フジタイッショウ]
1954年、愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、紫竹林安泰寺にて曹洞宗僧侶となる。1987年よりパイオニア・ヴァレー禅堂に住持として渡米、近隣の大学や仏教瞑想センターでも禅の講義や坐禅指導を行なう。2005年に帰国。葉山町にて独自の実験的坐禅会を主宰。2010年よりサンフランシスコにある曹洞宗国際センター所長
光岡英稔[ミツオカヒデトシ]
1972年、岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会会長、および国際武学研究会代表。多くの武道・武術を学び11年間ハワイで武術指導。2003年2月、意拳の創始者の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い、日本人として初の入室弟子となる。現在、日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。また国際武学研究会においては国内外の武術家・武道家に限らず人間の文化、身体、歴史を経験的に探究されている方々を招いての交流イベントなども主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
takeapple
あまね
コジターレ
T.Y.