出版社内容情報
信長の天下が訪れようとしている。
神夢想流居合を広める甚助は、米沢城で若き伊達政宗と出会い、隻眼の政宗に剣技を伝授する。
甚助は出羽を旅する中で、伊達家と最上家、越後上杉家の間に不穏な軋みを見ていた。
その軋みはやがて、甚助が生まれ育った楯岡城をも巻き込んでいく――。
乱世の終焉を前に、剣豪たちの運命が激動するシリーズ第三弾。
内容説明
信長の天下が訪れようとしている。神夢想流居合を広める甚助は、米沢城で若き伊達政宗に剣技を伝授する。甚助は出羽を旅する中で、伊達家と最上家、越後上杉家の間に不穏な軋みを見ていた。その軋みはやがて、甚助が生まれ育った楯岡城をも巻き込んでいく―。乱世の終焉を前に、剣豪たちの運命が激動するシリーズ第三弾。
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Abercrombie
4
刊行頻度は早いけど、味気ない文章と白々しい会話で進む話は相変わらずつまらない。20年ぶりに故郷へ戻り、妻・深雪との子の初?対面はまったく感動なし。しかも、最上家の山形盆地侵攻の際には不在で主家壊滅(散々世話になっておきながらこの役立たずっぷり)。米沢では亡き薫との子2人を筋が良くないとあっさり見限り、奈良じゃ生まれたばかりのお咲の子を、自分との子じゃないと言い張り人の良い五助に押し付ける。京で再会し稽古をせがむ出雲の阿国には真剣で寸止め、失禁させる。はぁ〜、鬼(ただの山賊)など斬らずに、鬼畜な自分を斬れ!2023/01/14
チャオ
1
最終巻を読み終わりました。ざっくり江戸時代の歴史を教えてもらいました。年寄りの独裁者の醜態は今の時代も変わらず、本当に嫌になります。2024/04/10