中公文庫<br> 寄り添って老後

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中公文庫
寄り添って老後

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122072077
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

去年女優業の店じまいを決めた。八十一歳。多少の残りを大切に、自分自身に恥ずかしいことのないように、明るく楽しく暮らしたい――。四十年余り住んだ東京の家から海辺に引越した最晩年の日々。誰しも不安を抱く「老い」を冷静に見つめ、ユーモア溢れる筆致で綴る。永六輔との対談「お葬式を考える」を増補。〈巻末エッセイ〉北村暁子

内容説明

女優業の店じまいを決めた。八十一歳。多少の残りを大切に、自分自身に恥ずかしいことのないように、明るく楽しく暮らしたい―。四十年余り住んだ東京の家から海の見える住まいに引越した最晩年の日々。「老い」を冷静に見つめ、気取らず構えずユーモア溢れる筆致で綴る。永六輔との対談「お葬式を考える」を増補。

目次

老いるということ
遊ぶって、なに?
身体の躾
忘れる
いたわりあい
棄てられる
間に合わない
引っ越しさわぎ
葬送の自由を
髪を慈しむ
聴こえることの大切さ
独りの会話
ぼけない心意気
”張り合い”ということ
家風
人づきあいそれぞれ
「もったいなさ」とケチくささ
言葉のトゲ
惜別譜
看護婦さんへの期待と感謝を―

内裏雛からの回想
陽気な夫婦
亡母の憶い出
生きのびて今…

著者等紹介

沢村貞子[サワムラサダコ]
1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。女優。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年に映画女優としてデビュー。幅広い役柄をこなす存在感のある女優として評価が高く、舞台、テレビも含め名脇役として活躍。文筆にも長け77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。96年(平成8年)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shio

40
NHKで沢村さんの料理番組があるようで最近著作を目にします。30年前の本の再文庫化。表紙のドーナツがカワイイ!80代になり、長年住んだ東京を離れ、海を眺めて暮らすため湘南のマンションへ引っ越し。「つまらない慾もなくなって、ごく自然に幕をしめる」ためだそう。着物や本、家財道具や庭木も置いて。最近老活の本も増え、少しずつ老い始めを感じるようになったこの頃😅私はどんな老人になるのかなぁ、なんて少し思うように。1908年生まれの沢村さん、しかも元女優さんとは生きた時代も場所も違うけど、老いの感じ方は同じかも。2022/08/10

Shoji

36
年輪を積み重ねて、仕事もリタイアして、健康で夫婦円満。幸せなおばあちゃんだなと思った。なんだかいいな。2022/09/12

ごへいもち

22
読み終えて寂寥感…。1908年生まれで大学に行ったというのは当時で言えば相当なエリートだろうなぁ。2022/06/17

平坂裕子

3
沢村さんの遊びの定義、どうしてもいやなことはしない。自分がしたい、と思うことだけをしてきた・・ と、いうことは、ずっと遊んでいた。生き方も自分たちが、こうしたい!と、思うように日々暮らしていく。潔さの中にもご夫婦で、沢山話をしてこられたのが、素敵であった。2022/09/30

最中

0
広い世間の中で、ご縁があってつきあう人たちには一生懸命、やさしくすること。けれど、相手の暮らしに踏みこまないこと。自分と違う生き方を無理に理解しようとしないこと…つまり、お互いにそのまま、そのまま、あとは自然のなりゆきにまかせること。親類縁者の間でも同じことーというわけである。p.1222024/01/14

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