中公文庫<br> 関ケ原合戦―戦国のいちばん長い日

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中公文庫
関ケ原合戦―戦国のいちばん長い日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071032
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C1121

出版社内容情報

慶長5年(1600)9月15日、中世から近世へ、豊臣から徳川へ、天下分け目の戦いが行われた。日本列島のすべてを巻き込んだ、この〝戦国のいちばん長い日〟は、一体どんな一日だったのか。家康の覇権確立への戦略を軸に、武将たちの権力闘争の実態を追究して、さまざまな野望が渦巻く東西両軍の人間模様を描き出す。15万の軍勢の激突を、臨場感を持って再現し、戦国乱世の時代像を24時間に凝縮する、迫真の歴史ドキュメント。

内容説明

慶長五年(一六〇〇)九月十五日、日本史の大転換点となった「戦国のいちばん長い日」は、一体どんな一日だったのか。合戦前夜から激闘の果てまでの二十四時間を克明にたどり、家康の覇権確立への戦略を解き明かす。文庫化にあたり、綱淵謙錠、津本陽との二つの対談を新たに収録。

目次

十四日午後七時 泥まみれの行軍―関ケ原でくい止めねば(石田三成)
午後九時 大津城危うし―降服するは武門の恥(京極高次)
十五日午前二時 寝所からの出撃命令―わしに勝てる奴があろうか(徳川家康)
午前三時 東山道の暗雲―しまった!しくじった(徳川秀忠)
午前四時 西軍の布陣ほぼ完了―よし、一蓮托生じゃ(大谷吉継)
午前五時 東軍戦闘態勢に入る―してやったり(黒田長政)
午前七時 嵐の前の静けさ―先駆は徳川直臣で(井伊直政)
午前八時 戦闘開始―敵には後続の兵なし(福島正則)
午前九時 狙われる石田隊―一命を捧げまつる(島左近)
午前十時 一進一退の攻防―今こそ恩義に報いねば(宇喜多秀家)〔ほか〕

著者等紹介

二木謙一[フタキケンイチ]
1940年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長を歴任。現在、國學院大學名誉教授。85年『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師官兵衛」まで一四作品を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チューリップ

5
元は新書として出したものを文庫にしたものらしい。関ケ原合戦を時系列にそれぞれの武将の視点から書いているのでドキュメンタリーっぽくもあって面白いなーと感じた。巻末の今回新しく追加された対談も面白かった。秀吉の葬儀はしなかったとか知らなかったのでその理由含めてなるほどーとなった。2022/01/29

Riko

1
図書館で借りた2022/04/03

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