中公文庫<br> パリのパサージュ―過ぎ去った夢の痕跡

個数:
電子版価格
¥1,034
  • 電書あり

中公文庫
パリのパサージュ―過ぎ去った夢の痕跡

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070653
  • NDC分類 672.353
  • Cコード C1126

出版社内容情報

フランス革命直後からパリに陸続と生まれたガラス天井の通り抜けを、「パサージュ」という。オペラ座、パノラマ、グラン・ブールヴァール……街の名所が移るたび、生まれては寂れ、パリ市民の動線を変えてきた。夢と欲望が吹き抜けたパサージュの歴史は、パリ近代化の歴史でもある。現存する19のパサージュを辿る新しいパリガイド。

内容説明

フランス革命直後からパリに陸続と生まれたガラス天井の通り抜けを、「パサージュ」という。オペラ座、パノラマ、グラン・ブールヴァール…時代ごとの街の名所に、パリ市民を導いてきた。夢と欲望が吹き抜けたパサージュの歴史は、パリ近代化の歴史でもある。現存する19のパサージュを、フォトグラファー鹿島直の写真で辿る新しいパリガイド。

目次

1 パサージュへ 時間旅行の手引き(パサージュの定義;パサージュガイド 19の散歩路;パサージュの歴史)
2 パサージュ文学全集(失われたパサージュを求めて;現存するパサージュを読む)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「ALL REVIEWS」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miaou_u

13
オルレアン公に遡るパリのパサージュ。ベンヤミンのパサージュ論の草稿の辿った運命も悲しい。冒頭のギャルリ・ヴェロ・ドダにジュモーなどが揃うアンティックドール店を構えていた『ロベール・カピア』には、元俳優の店主と顔馴染みであったカトリーヌ・ドヌーヴがふらっとやってきて店番をしていたこともあった、という素敵なエピソードをネットで知りました✩.*˚文学作品に描かれ、文化、世相、風俗模様を映し、移り変わり、化石のように現存するパサージュの夢と欲望に渦巻き翻弄された歴史。このコロナ禍を乗り切れることを、切に願います。2021/05/29

you

5
「パサージュ」っていう響き自体が痺れる。ここに出てくるホテル名どっかで聞いたことがあると思ったら、ブラタモリでやってた。いつかは行ってみたいが、この体で行けるか?カフェでカフェオレでものんびり飲んでプラプラしてみたい。パサージュはセーヌ川左岸にしかないと書いてあるが、パリ以外はそもそもパサージュと呼ばないってこと?イタリアならガレリアとか。欧州ならいろんなところにパサージュらしきものはあると思うが。。。WEBでみれる写真がいい。フランス全般の知識に乏しいので、人名・地名・歴史までついていくのは厳しい。2022/02/01

をとめ

0
電子2022/06/20

ちえぞー

0
多分単行本の方も読んだ記憶があるのだが、自分の読書メーターに登録してないので、結構昔なのかなと思う。写真が少ないのでちょっと寂しいが、著者の語り口がやはり素敵。巻末のQRコードで未掲載の画像が公開されているらしいので、見てみようかと思う。2021/06/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17898880
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。