出版社内容情報
〈ジウ〉サーガ、ここに開幕――。都内の住宅地で人質籠城事件が発生。所轄署や捜査一課をはじめ、門倉美咲、伊崎基子両巡査が所属する警視庁捜査一課特殊犯捜査係も出動した。人質解放へ進展がない中、美咲は差し入れ役として、犯人と人質のもとへ向かうが……!? 籠城事件と未解決児童誘拐事件を結ぶ謎の少年、その背後に蠢く巨大な闇とは?
内容説明
都内の住宅地で人質籠城事件が発生。所轄署や捜査一課をはじめ、門倉美咲、伊崎基子両巡査が所属する警視庁捜査一課特殊犯捜査係も出動した。人質解放への進展がない中、美咲は差し入れ役として、犯人と人質のもとへ向かうが…!?籠城事件と未解決児童誘拐事件を結ぶ謎の少年、その背後に蠢く巨大な闇とは?“ジウ”サーガ、ここに開幕!!
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
225
二人の刑事、特筆に値する優しさを持つ門倉美咲と、敵意を剥き出しにする伊崎基子。彼女たちそれぞれの進路と、少しばかりのロマンスが描かれる。そして、幼児誘拐を首謀する謎の殺人者ジウ。門倉刑事が出会わないでほしい、伊崎刑事と対峙したら壮絶なことになりそう、などと思いつつ読み進めると、ラストは廃墟での緊迫感溢れる攻防。姫川玲子シリーズに並ぶ誉田哲也の人気シリーズ。これは、その序章に過ぎない。けど、メチャクチャ面白い。2023/09/10
ひらちゃん
73
正反対の二人の女性刑事。こうも真逆だと気持ちいいくらいに楽しめる。それぞれにロマンスなんかも盛り込まれ読ませてくれた。事件は謎のジウを追ってさらに面白くなりそう。一気に読んじゃ勿体ないかな(笑)でも読んじゃおうかな。シリーズ開幕しちゃいました!2021/05/04
sin
59
以前、“姫川玲子シリーズ”を読んでいたので読み友に薦められたが〈新世界秩序〉と云うサブタイトルに臆してか手にすることはなかった。同じ時系列に語られる『歌舞伎町セブン』を読み始めて後、昨年書店で新装版と装いを替えて並んでいるのを見て手に取った。警視庁のSITに所属する勝ち負けに拘らないでおこうとする女性警官と己が身をさらした究極の勝ち負けを欲する女性警官が、ある事件をきっかけに別々の部署に配置され各々の道を歩んでいく…彼女達がこれから如何なる経験を経て『歌舞伎町セブン』に至ることになるのか?興味が尽きない。2023/01/15
mr.lupin
52
「ジウ」 シリーズ第一弾読了。都内の住宅地で人質籠城事件が発生。門倉美咲、伊崎基子両巡査が所属する捜査一課特殊犯捜査係も出勤した。全くタイプの違う二人のヒロイン。ストーリーもメッチャテンポも良くスピード感もあり、また派手なアクションシーンもあり、久し振りに自分好みの一冊だった。しかし、「ジウ」とは一体何者なんだろう? まだまだ謎が残ったままであり、シリーズ第二弾を読むのが楽しみな作品である。 ☆☆☆☆☆2022/01/04
えりこんぐ
47
新装版にて再読。読メ登録前のはるか昔に読んだので、内容はほぼ覚えておらず楽しめた。正反対の美咲と基子。説得術はすごいとしても、イケメン上司にキュンとしてる美咲に突っ込みたくなる🧐 歌舞伎町シリーズと姫川班はずっと追ってるけど、ここにも和田さんとか今泉さん、日下さんまで!前回読んだ時はわからなかった〜。【積読85】2023/11/05
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