中公文庫<br> 金曜日の本

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中公文庫
金曜日の本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 157p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070097
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

いかにも面白そうな本よりも、誰も読みそうにない本に、


自分にとっての「面白い」が隠れている。


ぼくの思う「金曜日の本」は、いつでもそんな本だ。


心意気は、宝探しである。





本をめぐる断章と、


著者自身の少年時代を綴るエッセイ。





書き下ろし「九人のおじさん」を特別収録!

内容説明

子どもの頃の僕は、「無口で」「いつも本を読んでいた」と周りの大人は口を揃える―小説家にして装幀家の、忘れがたい本をめぐる断章と、彼方から甦る少年時代。何度でも、どのページからでも読み返したくなる澄んだスープのような16の随想。文庫化にあたり、新規書き下ろしエッセイ「九人のおじさん」を特別収録。

目次

路地裏の猿
架空バス
夕方の手品師
舞台袖
ポータブル・レコード・プレイヤー
蛇口とヘビイチゴ
ブレーキのない自転車
赤鉛筆
ピザを水平に持って帰ること
枕の下のラジオ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

129
吉田さんの自分が子供のころを思い出しながら描いたエッセイです。ゆったりした時間で、読書の好きな少年であったというイメージが浮かんできます。吉田さんとは十数歳も年上のわたしですがここに描かれているようなことは私も経験していたことでした。わたしも同様に子供のころは同じ世田谷区に住んでいたので懐かしい感じを受けました。2024/05/01

buchipanda3

126
懐かしい思い出の中には些細な事なのにピンポイントで色が濃くなっているものがあったりする。初めて買って貰った自転車の見慣れた部分の柄だったり、部屋に貼っていた何てことの無いチラシだったり。普段忘れているのに何かを切っ掛けにふと甦ってくる。この著者の自伝的エッセイを読んでいたら色々と思い出した。あと妙に頑ななこだわりを持つこともあるよなあと。映画を観たらパンフレットは買わなきゃと思っていたのは同じ。著者と思い出の時空は違うのに何かを共有したような気持ちになった。そして金曜日の本という言葉にほぐされた。2021/01/05

ポップ

64
2021年1冊目。子供の頃の思い出は一生の宝物である。著者の少年時代の思い出に在りし日の姿が重なる。本と音楽と映画の出会いは人生を変える。本を与える父と読み上げる母、ビートルズが開いた音楽の道、映画きっかけの親友、目から鱗が落ちた手塚治虫の作品、歯の根が合わなくなったステレオ体験など、古き良き時代を偲ぶ。電車の中でチョコレート饅頭を取り出す伯父たちと父の様子は想像するとおかしい。短編「窮鼠、夜を往く」も本書に合った良作だ。鼠の窮鼠、鰐のノーベンバー先生、人間の吹雪君が供する百科事典を巡る優しい物語である。2021/01/01

sakai

61
100%テレワークになったせいで、通勤時間がなくなり読書時間が激減。読書量が減るのは別に良いのだが、記憶に残る読書が出来ていないのが問題。そんな悩みを解決してくれそうなことが、この本には書かれていた。わたしも童心に返って金曜日の放課後、宝探しに行こう。2021/01/10

momogaga

58
まずは表紙に目が引きつけられました。次に、題名にこころ惹かれました。エッセイの後に出てくる、短編小説「窮鼠、夜を往く」では百科事典のお話が出てきました。ねずみの窮鼠が「百科事典」を齧って世界の一片を知るのです。なかなか深いお話でした。2021/09/21

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