出版社内容情報
1964年・東京オリンピック。日の丸という十字架を背負ったための曲折と波乱に満ちた選手人生の軌跡を追った衝撃のルポルタージュ。
日本が戦後からの復興ぶりを世界に示した1964年の東京オリンピック。戦後日本の一大イベントの大舞台に臨んだ選手たちは、国を背負い、人々の期待を担った輝ける星だった。彼らはその後の半世紀、いかなる行路を歩んできたのか。出場選手の軌跡を追うと東京オリンピックに参加した日本選手357人の中に4人の行方不明者がいた。日の丸という十字架を背負った選手たちは、オリンピック後の人生とどう格闘し、何を得たのだろうか。その後の選手たちを追った迫真のルポルタージュ。新たな最新取材の書下ろしを加えた一冊。
内容説明
1964年の東京オリンピック。戦後日本の一大イベントに臨んだ選手たちは、国を背負い輝ける星となった。しかし、参加した日本選手357人の中には、その後、4人の行方不明者がいた…。選手たちは人生と格闘し何を得たか。選手たちの生涯を追った迫真のルポルタージュ。
目次
1章 途切れた軌跡(普通の幸福論 吉村実(ホッケー)
勝たなあかん 渡辺寛(ホッケー)
早すぎたデビュー ハチ(ホッケー)
勝ち続ける難しさ矢沢昭一(フェンシング)
「恭子ちゃん」の向こう側に見える「自分」 山影武士(水泳))
2章 頂点という媚薬(ロケットスタート伝説 飯島秀雄(百メートル走)
「強さ」の臨界点 依田郁子(八十メートルハードル)
「8メートル」の十字架 山田宏臣(走り幅跳び)
「アマチュア精神」という生き方 君原健二(マラソン)
追いつき、追い越した後 遠藤幸雄 小野喬(体操)
五十にして志を立てた金メダリスト 桜井孝雄(ボクシング))
著者等紹介
西所正道[ニシドコロマサミチ]
1961年、奈良県生まれ。ノンフィクションライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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