出版社内容情報
美味しいケーキを売りながら、裏では怪盗業を営む異色の洋菓子店で働く陽咲。盗むのは不当に奪われた物だけど、違法行為には違いなく日々モヤモヤが募る。そんな中で初めてウエディングケーキの発注を受けたが、依頼を聞いたパティシエの大空に異変が。更にそれが裏家業にも致命的な影響を与えてしまい?
内容説明
美味しいケーキを売りながら、裏では怪盗業を営む異色の洋菓子店で働く陽咲。盗むのは不当に奪われた物だけど、違法行為には違いなく日々モヤモヤが募る。そんな中で初めてウエディングケーキの発注を受けたが、依頼を聞いたパティシエの大空に異変が。更にそれが裏稼業にも致命的な影響を与えてしまい?
著者等紹介
九条菜月[クジョウナツキ]
『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第二回C★NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
61
ようやく恋愛絡みの展開に。軽いドラマを観ているような展開。三巻も出たら読みます。2019/11/23
assam2005
29
モノに託された思いが「味」となる。昔、経験した「味」を求めてパティシエ・大空が怪盗となる。何故怪盗となってまで「味」を求めるのかが明らかになり、話は一歩前進。最後の話で出会った「味」には想像を絶するものがあり、「これって初めてなんだよね?それでこの味共有って、どうよ!?」と思わずツッコミ。思い出は人それぞれで甘酸っぱいものもあれば、なんとも言えんのもあり、そりゃそうだよなーと。なかなか面白い展開ではありました。(笑)2020/02/25
なな
28
続編が出るとは思ってなかったのでシリーズ化?!嬉しいです。洋菓子店が舞台の小説はかなり読んでいますが、裏稼業がある設定は初めてで新鮮で面白いです。大空のイケメンが度を超えてるので、最早想像できません。陽咲の想いが伝わったような?!展開ににまにましてしまいます。強面で寡黙な哲志さんのマカロンが食べたいです。2020/04/07
はなりん
24
物に宿る想いを味見出来る特殊能力があるオーナーパティシエのカラさんが営むケーキ屋さん。能力を使ったケーキをつくるため裏家業があって・・・の第2弾。今巻はウェディングケーキの注文からカラさんの様子がおかしくて、心配することで自分の想いを自覚する陽咲。一大決心して告白するも何となくスルー(笑)。モヤモヤするも、気持ちは通じているようで。一応ハッピーエンドかしら? 2020/01/26
きょん
18
パティシエ大空が「味」に拘る理由も判明し、成功してほしいと思うんだけどどんどんエスカレートしそうで心配。初めてのキスがあの味とは陽咲さん気の毒すぎる。2019/11/30
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