中公文庫<br> ワルキューレ―巡査長真行寺弘道

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中公文庫
ワルキューレ―巡査長真行寺弘道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122067233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

元モデルで聾唖だという17歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。彼女の母親は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務めているだけでなく、レズビアンであるデボラのパートナーでもあった。母娘とデボラは同居しており、瞳はデボラのことを「ママ」と呼んでいる。

誘拐犯の要求は、フェミニズムの論客であるデボラに対し「これまでの主張がすべて間違いであったと認め、今後一切の活動を停止しろ」というものであった。出世を拒否し、53歳で警視庁捜査一課のヒラ刑事である真行寺弘道巡査長は、元捜査一課の刑事で現在は杉並署に異動している同期の四竈とともに、捜査を始めるが――。


「このミステリーがすごい! 2019年版」(宝島社刊)で評論家や翻訳家に注目されたニュータイプの警察小説シリーズ、待望の第3弾!

内容説明

モデル事務所に所属していた十七歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。五十代ながら捜査一課ヒラ刑事の変わり種・真行寺弘道は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務める瞳の母に接触。鑑取りの結果、誘拐犯の標的はデボラであり、その要求が前代未聞のものであることがわかったが―。最注目の警察小説シリーズ、待望の第三弾!

著者等紹介

榎本憲男[エノモトノリオ]
1959年和歌山県生まれ。大学卒業後、西武セゾングループの文化事業部、その後東京テアトルにて映画事業に携わる。劇場支配人、番組編成担当、プロデューサー等を務め、退社。2011年、監督デビュー作『見えないほどの遠くの空を』が公開されるとともに、同作の小説を執筆。16年『エアー2・0』が大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

22
真行寺さんシリーズ3作目も面白いです。良くテーマを思いつくもんですね、作家さんスゴイ。前作のラストの彼は、退院されたと!てっきりお亡くなりになったと思ってましたよ(^^;2024/02/10

mittsko

16
真行寺シリーズ第三弾! 今回も安定の面白さ…(*´ω`*) ハラハラドキドキを楽しんで、時代が抱えこんだ深刻な「矛盾」のあり様を見せつけられ、人間と社会と歴史の定義までグラリぐらつかせられる… 得がたい娯楽小説ですね。今回真行寺が巻き込まれるのは、フェミニズムからLGBTQ、身体障がい、そして生殖医療までを貫く「陰謀」だ。さて謎はどのように解明され、問題はどのように解決されるのか、されないのか… 心して、そして素直に愉しんで読むべし!2019/05/07

みきりん

13
今回も面白かった。ところどころにパロディのようなものがあって笑えた。続編がある事を期待します。2019/06/23

ガブリエル

11
巡査長真行寺弘道シリーズ第三弾。今回のテーマはフェミニズム。過激なフェミニスト評論家と真行寺との直接対決は真行寺の完敗となったものの、今回は彼の考えに共感。生殖医療に人間が、科学がどこまで手を加えていいのかという問題。法ではなく倫理の問題となると途端に曖昧になる。難しい。このシリーズで個人的に好きなのは水野課長と真行寺のやり取り。異端の真行寺の実力をかって登用し自由に単独行動をさせる彼女の度量と、そんな彼女を尊重し期待を裏切らない真行寺の姿。なかなかいい関係性。恋愛に発展することは、、、ないか。 2022/07/21

hiyu

11
フェミニズムの論客である女性の娘の誘拐から始まる。音楽の話など少々以上についていけないところがあるのだが、とにかく盛りだくさん。人とは性とは何か等々。しかし、決して不快なものではなく、むしろ頭を捻らせてくれるところが気持ち良い。2019/07/27

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