中公文庫<br> ホモ・ルーデンス (改版)

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中公文庫
ホモ・ルーデンス (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 531p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122066854
  • NDC分類 209
  • Cコード C1110

出版社内容情報

「人間は遊ぶ存在である」。人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質は、人間存在の根源的な様態は何かとの問いに、二十世紀最大の文化史家が確信した結論がここにある。文化人類学と歴史学を綜合する雄大な構想で論証し、遊びの退廃の危機に立つ現代に冷徹な診断を下す記念碑的名著。

ホイジンガ[ホイジンガ]
著・文・その他

高橋 英夫[タカハシヒデオ]
翻訳

内容説明

「人間は遊ぶ存在である」。人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質、人間存在の根源的な様態は何かとの問いに、二十世紀最大の文化史家が確信した結論がここにある。文化人類学と歴史学を綻合する雄大な構想で論証し、遊びの退廃の危機に立つ現代に冷徹な診断を下す記念碑的名著。

目次

文化現象としての遊びの本質と意味
遊び概念の発想とその言語表現
文化創造の機能としての遊びと競技
遊びと法律
遊びと戦争
遊びと知識
遊びと詩
詩的形成の機能
哲学の遊びの形式
芸術の遊びの形式
「遊ビノ相ノモトニ」見た文化と時代の変遷
現代文化における遊びの要素

著者等紹介

ホイジンガ[ホイジンガ] [Huizinga,Johan]
1872年、オランダに生まれる。1905年、フローニンゲン大学教授。1915年、ライデン大学外国史・歴史地理学教授。古代インド学で学位を得たが、のちにヨーロッパ中世史に転じ、1919年に『中世の秋』を発表し、大きな反響を呼ぶ。ライデン大学学長をも務める。1945年、死去

高橋英夫[タカハシヒデオ]
1930年(昭和5)、東京に生まれる。東京大学独文科卒業。文芸評論家。『批評の精神』(中公叢書、1970年)で亀井勝一郎賞、ケレーニイ『神話と古代宗教』(新潮社、1972年)で日本翻訳文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やいっち

65
「「人間は遊ぶ存在である」。人間のもろもろのはたらき、生活行為の本質は、人間存在の根源的な様態は何かとの問いに、二十世紀最大の文化史家が確信した結論がここにある」といった書。2023/07/11

roughfractus02

8
ホモ・サピエンス(考える人)とホモ・ファーベル(作る人)は、理論や実践の二項コードを作るが、著者はこれらを行なう人間と文明の手前に、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)を置く。著者は、前二者の人間観からすれば無駄や浪費である遊びが、生の過剰から生じ、動物にも確認可能な行為であり、複数で行うことでグループ単位を作り、ゲームや演技に留まらず戦争や市場のモデルとなる点に注目する。本書は、自由な行為、仮構世界、時空的制約、秩序の創造、秘密保持の5つの遊びの特徴を抽出し、その一連の流れにはリズムとハーモニーが付随するとする。2019/03/19

chiro

4
500ページ弱に及ぶ大著であったが、「遊び」という概念を様々な局面で説いてくれており、広い意味での「遊び」を理解することができた。日本人にとってまさに最も大切な構えとしての「遊び」と感じた。しかしながら、今の時代においてもこうした考え方は偏狭な「真面目さ」によって妨げられているのが日本社会であると思っているので個々にこの構えを実践していくしかなく文化にまで昇華することは難しいのではないかと感じた。2021/08/17

ばにき

3
「人は遊ぶ存在である」とは、思い切った定義である。一読しただけではよくわからないところもあったが、遊びの要件としての真面目や規則、緊張感などの言葉を拾っていくだけでもおもしろい。2022/01/24

AKa

3
序盤の「遊ぶ人」の理論立てに比べて、後半に見られる現代(原著は1938年刊)論は、WWIの経験や不穏な欧州情勢などを差っ引いても、現代というものを殊更特殊(あるいは異様)なものとして強調する誘惑に負けてしまった感がある。2019/02/19

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