出版社内容情報
凄腕だが嫌われ者の小々森八郎刑事の命が狙われた。しかも三度! 特命対策室四係の面々は彼とともに犯人を追う。弱小政治結社を主催者で、元自衛官の丹波を怪しいと睨んだ警察だが、その戦闘力の前に甚大な被害を受けてしまう。逃亡しながらも、小々森の命を執拗に狙う丹波。なぜ執拗なまでに小々森を狙うのか。彼の背後を探るうち、公安部をも巻き込む巨大な闇へと繋がっていた。文庫書き下ろし。
島崎佑貴[シマザキユウキ]
著・文・その他
内容説明
警視庁一の嫌われ者・小々森八郎巡査部長の命が三度も狙われた。特命捜査対策室四係の面々は、小々森を囮に犯人を誘き寄せる作戦を開始。並行して捜査するうちに、彼の元同僚たちが相次いで死亡していることに気づいた―。暗殺者の正体、小々森を狙う目的とは?それは公安警察をも巻き込む、巨大な闇へと繋がっていた。
著者等紹介
島崎佑貴[シマザキユウキ]
1980年、福岡県生まれ。広島大学経済学部卒。2017年に、初の警察小説『爪痕 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』でデビュー。近著に『イカロスの彷徨 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』がある。また、2007年に第三回C★NOVELS大賞特別賞を海原育人名義で受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むつこ
31
シリーズ3作目。とのこと、知らずに図書館で借りてしまった。口の悪い主人公・小々森は読者としてなら面白いけど、そばにいたら絶対に嫌なタイプ。そんな主人公だから命が狙われても仕方ないので最後までワクワクしながら読む。ラスボスというかネタバレになりそう、次作を早く読みたいものだ。2021/07/29
オオイ
4
三作目ですが今回も面白く読めた、どこまで行くのか楽しみです。2019/02/12
おしょも
3
かなり性格に問題があるのに、何故か憎めないキャラの小々森、それは「人間を面白い」と愛情を持っているからなのね。と、納得。次作が楽しみです。2019/04/23
RedQuesterz
0
特命捜査対策室という、警視庁の部署に興味を持って、片っ端から読んでいった中の一冊。でも、これシリーズ三作目なのね。とはいえ、途中からでもちゃんと楽しめた。主人公の小々森のキャラにクセがあって、慣れるまで不快。ただ、どうやら彼なりの正義の価値基準があるようなので、そこが分かれば楽しめる。続きが気になって、ネットで検索しても出てこないところを見ると、打ち切りみたい。出版業界の厳しさというやつか。これだけ書けても打ち切りというのはマーケティングの失敗か、運が悪かったのか。ちと残念。まあ、よくあることだが。2024/11/12
Hideo
0
シリーズ第三弾 ^_^ なかなかいい感じになってきた。 前々作では神田ってそんなタフだったっけか? 小々森以外のメンバーもキャラが立ってきたし。 黒幕との対決は次作でかな?楽しみ!2019/03/27
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