中公文庫<br> 火星の白蛇伝説―星界伝奇

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中公文庫
火星の白蛇伝説―星界伝奇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063495
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

「蛇不老だ、捕まえろッ」火星辺境の町で素密素は荒くれ者から逃げる娘を助けるが…(第一話「火星の白蛇伝説」)。金星に降り立った怪人・達達の目的を突き止めて欲しいとの依頼を受け、素密素は謎の古代遺跡へと潜入する(第二話「金星“〓歌(ミンガ)城”の秘密」)。スリルとロマンに満ちた幻想SF冒険譚!短篇「“嵐”エンジン開発秘話」を併録。

著者等紹介

川又千秋[カワマタチアキ]
1948年、北海道小樽市生まれ。慶応義塾大学卒業。81年『火星人先史』で第12回星雲賞を、84年『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
新刊情報はネットで得ることが多いのだが、本書は書店の棚を見ていて発見。裏表紙の紹介文に「蛇不老(シャブロウ)だ、捕まえろッ」とか主人公の名前が素密素(スミス)とわかっては、買わざるを得ない。まして、C・L・ムーアに謝辞をささげているとあっては!生まれも素性も不明ながら、恐るべき雷杖使いである男の連作短篇集。全体に幻想風味が漂うが、作者のあとがきにもあるように伝奇的な要素も垣間見える。主人公の色が強すぎて相棒の印象が弱いきらいがあるが、冷静な中にも女性に弱い部分もあるなど人間味が感じられていい。続編も期待 2017/02/09

へいがぁ

3
どうもあとがきを読む限りでは新作のようです。いかにも70年代から80年代のスペオペ、伝奇の要素が色濃いのですが。オマージュの元は30年代なので、あまり気にせずに楽しめば良いのでしょう。2017/01/22

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