中公文庫<br> 戦略の歴史〈上〉

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戦略の歴史〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060821
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C1120

内容説明

先史時代から現代まで、人類の戦争における武器と戦術の変遷を、石・肉・鉄・火という文明の主要な構成要件別に著述、戦闘集団が所属する文化との相関関係を解読する。制約・要塞・軍団・兵站などについても科学的に分析した戦争の世界史。上巻は「戦争とは何か?」という問いに始まり、人類の歴史と戦争について概観、原初形態から詳述する。

目次

第1章 人類の歴史と戦争(戦争とはなにか?;クラウゼヴィッツとは何者だったか?;文化としての戦争;戦争なき文化)
付論1 戦争の制約
第2章 石(人間はなぜ戦うか;戦争と人間の本性;戦争と人類学者;原始的な種族と戦争;戦争のはじまり;戦争と文明)
付論2 要塞
第3章 肉(戦車軍団;戦車とアッシリア;軍馬;ステップの騎馬民族;フン族;騎馬民族の地平線 四五三~一二五八年;騎馬民族の没落)
付論3 軍団

著者等紹介

キーガン,ジョン[キーガン,ジョン] [Keegan,John]
1934年、ロンドン生まれ。長年、英国のサンドハースト陸軍士官学校で上級講師やデイリー・テレグラフ紙の防衛問題担当編集者、欧米各国で客員教授等を務めた。王立文学協会会員で、また湾岸戦争ではOBE勲功賞を受賞している。2012年没

遠藤利國[エンドウトシクニ]
1950年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。翻訳家、國學院大學講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

8
クラウゼヴィッツの「戦争は他の手段を以ってする政治の延長」を批判し、啓蒙主義やナポレオン戦争を前提とした彼の『戦争論』だけでは捉えきれない多様な「戦争」を取り上げている。面白いのはその中に当然日本の「サムライ」も含まれていることで、外から見た(そして他の軍事エリートと比べた)「サムライ」像が伺える。考古学、文化人類学に及ぶ広範な記述にとにかく圧倒されるのだが、話の流れが捉えにくい感も多少ある。まぁでもその都度立ち止まって示唆に富む小ネタを楽しむのも、また一興かなというところ。2018/11/02

mahiro

6
作者はクラウゼヴィッツの『戦争論』の反論から入りべ上巻は古代からの戦略、戦争及び軍隊の誕生と変遷を記している。興味をひいたのは海戦で、古来より真の外洋での海戦はミッドウェイ外僅かしかなく、サラミス、レパント、トラファルガー、日露戦争の対馬沖海戦に到るまで全て沿岸地域の海戦であったと言う事だ。補給や船の構造的問題により、壮大な海戦も当然の事ながら大きな制約の元にあった。又軍馬も古代エジプト時代は人間が今日の如く騎乗出来るまで改良されていなかったと言うのも思白かった。2015/04/24

ウラー

5
戦争を人間の文化の一つと捉え、クラウゼヴィッツの「戦争は政治の継続」という考え方に反論する比較研究。戦士と軍人の文化的背景や時代、国の置かれた環境、軍事テクノロジーごとに詳しく説明されている。私にとっては高校世界史の補足として有益だった。2015/06/04

tsune105

4
クラウゼウィッツの戦争論の否定から入る画期的で刺激的な戦争論。 和訳されていない人類学や考古学などを活用し、戦争を著述しているが、年代の流れやテーマからの飛躍し過ぎた具体例など、読みづらく、疲れた。 下巻のみだけでもいいのかと思う。 先に読んだ、本作とは違い分かりやすいマクニールの偉大さを逆に感じた。2018/08/09

Akito Yoshiue

4
非常によく調べられており、論旨に説得力がある。2015/02/26

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