内容説明
銭形の親分・野村胡堂氏とハナ夫人の真摯な生涯に触れて野村胡堂・あらえびす氏と、奥方ハナ様の軌跡をたどる。
目次
1 私の人生はハナなしには考えられない…胡堂
2 ハナ様の実家橋本家と宮沢賢治との繋がりから
3 平次の女房お静はハナ様そのもの
4 野村胡堂とソニー・井深氏の繋がり
5 有名演奏家に対するあらえびすの評価は
6 胡堂・あらえびす命名と時事川柳の語
7 愛は無言のうちに―松田稔子氏の「母・野村ハナのこと」より
8 小説家と音楽評論
9 あらえびすの三道楽、レコード・広重・武鑑の収集
10 父長四郎からの手紙を中心に(若い時代の長一)
11 あらえびすの音楽評論―抜粋
著者等紹介
寺島利尚[テラシマトシナオ]
長野県出身。昭和12年2月22日生。23歳より15年間証券界在籍。学習塾・予備校経営。その後、万葉集ほか古典弦誦。元目白学園女子短期大学(現目白大)国語国文科講師11年間。元横浜山手女子中学高等学校顧問(講師派遣6年間)。他校にも講師派遣(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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