中公文庫<br> 共鳴

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中公文庫
共鳴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。持ちこまれる近所の事件を調べるため、将を「相棒」に任命した麻生だったが、前途は多難で―。警察小説の旗手が贈る、あたらしい「家族」小説。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
このシリーズの「白いジオラマ」を先に読んでしまったので、元に戻っての話です。祖父と20代の引きこもりの孫がどのようにして小田原の近くの鴨宮に同居していくのかが語られます。祖父の家の近くはむかしからの付き合いが非常に緊密に続いています。あまり大きな事件は起きないのですが、祖父とその娘(引きこもりの母親)との関係など家族のしがらみなどが語られていきます。警察小説を期待すると肩透かしです。2024/06/19

mura_ユル活動

96
堂場さんは初めて。ひきこもりの将(しょう)を元刑事の祖父麻生和馬が小田原の家に強制的に連れ込み、更生させていく。麻生は「民間警察官」となって地域の民事に貢献。地域で慕われる存在。麻生の指導で、少しずつ活力を取り戻していく。「逃げない」こと。ネットとリアルで濃い人間関係の対比。コミュニケーションを取りたくでも取れない家族関係・地域に貢献すること、子育ての失敗の基準・あとに伝えることは何かを感じられる小説でした。安楽死・麻薬関連。結局、将とネットで会話する、Ryoは誰だったのだろう。2018/12/15

ひらちゃん

72
引きこもりの孫を引っ張り出した元刑事の祖父。何というか、あまりにも元気なじいちゃんと覇気のない孫(笑) 無理やり町中の事件を手伝わされて大丈夫か?って心配になったけど、本来の将の姿を取り戻しつつ終わってよかったな、と。介護問題からの疑惑、親子の向きあい方は確かに共鳴してたね。続編があるらしい。次回も防犯アドバイザー麻生と孫の将の探偵小説になるのかな。2021/09/15

papako

55
久々堂場作品。思った以上に楽しめた。堂場さんお得意のオレ様刑事が歳をとったおじいちゃんと半分引きこもりの孫。無理矢理連れ出され、ご近所の問題解決に巻き込まれる孫。和解はしないけど、少しずつ自分と向き合う孫と、自分の子育てに向き合う祖父の交流?が楽しめました。意外に重い事件と介護問題、現代の一側面ですね。このくらい、ぎゅってしたのを書いて欲しいです。堂場さん!次は『い』2015/11/01

いつでも母さん

44
面白く読了。いつもの堂場作品とは趣が異なる感じだが、私は好きよ(笑)引きこもりの孫の再生?さらにはご近所物語かと思うほどの、元刑事だった祖父と孫が活躍する諸々の解決への過程。いや~祖父・麻生、頑丈すぎでしょう(汗)将君、頑張って父親と向き合えるとイイな。きっと、二人の間にある閉ざしてしまった扉も開かれるよね。健太家族の介護問題は今や日本の最大の問題かつ、関心事だなぁ。実家で父を看取った私は、自分が介護される立場だったら夫や息子達、まだいないお嫁さん(笑)に苦労させたくないので、辛いけど『有り』に一票。2015/02/27

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