中公文庫
懐石料理とお茶の話〈下〉―八代目八百善主人と語る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122059245
  • NDC分類 791.04
  • Cコード C1176

内容説明

茶道具商の四代目をゲストに迎えて、話はいよいよ佳境へと入っていく。名碗をめぐる骨董商たちの息づまるかけ引き、関東大震災、茶会で起こった「大事件」、北大路魯山人、昭和の粋人たち、茶道具、茶室、苔の話。美を愛し、遊び心を忘れなかった先人たちの姿が生き生きと語られる。明治、大正、昭和にわたる東京文化巷話の傑作。

目次

贋物物語
半月文琳事件
国際腕比べ
兜をぬぐ
セリの話
乾山の茶碗
入札の話
仙台様の入札
入札での勉強
益田紅艶さん〔ほか〕

著者等紹介

江守奈比古[エモリナヒコ]
1902(明治35)年、東京日本橋生まれ。1992(平成4)年没。慶応大学経済学部卒。通産大臣秘書、ニッポン放送常勤監査役、大磯ゴム工業監査役、コッス測定器社長、観世会館社長、富士エンドレスベルト社長、港商事社長などを務める。茶室の設計でも知られ、在ワシントン日本大使館やMOA美術館内の茶室をはじめ、数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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