出版社内容情報
勝ち残った奴が人類最強――。首都騒乱の同時多発テロから一年。さらに戦闘力をアップしたシリーズ史上最強の敵が襲いかかる! 〝もぐら〟最後の闘い。
内容説明
首都を混乱に陥れた同時多発テロから一年。国家公安委員会が警視庁“モール”の増強を進めるなか、何者かによって古谷警部補が殺された。さらに沖縄で平穏な日々を過ごしていた竜司の元にも、かつてない強力な敵が襲いかかる。やがて姿を現す巨大な陰謀、そして謎の無国籍集団!史上最大の戦いへと向かう、シリーズ第七弾。書き下ろし。
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。種々の職業に従事する傍ら、一般書を執筆。文芸誌編集を機に、小説へ転向。ハードアクションを中心に、官能、サスペンス等の作品も発表し、劇画原作、ゲームノベライズ、アニメ脚本等、多岐に亘る創作分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
174
シリーズ前作を読んでからおよそ4年ぶりのブランクを経て、最終巻上巻を読了です。長い間積んであったのですが、ふと手に取り読み始めましたが、いい意味で単純な面白さは健在です。とにかくテンポがよくサクサク読み進めていけるのが痛快で、リラックス?する読書には最適かなと。難しいコトはいっさい考えず、アクション&バイオレンスとしての至ってシンプルな娯楽をまっすぐなキモチで向き合い、楽しむコトが最優先ですね。お馴染みのメンバーもしっかりと登場するので、シリーズをずっと読んでいる読者には感慨深いモノがあるかなと思います。2016/12/25
KAZOO
74
最初から、警察官が殺されて無国籍者たちのモールに対する復讐が始まります。この作品が最後ということで2分冊にしているわけでしょうがまあ最後は正義が勝つという結果になるのでしょう。作者は、警察官僚のトップと政治家はあまりお好きなような感じではないですね。エンターテイメントとしては楽しめます。2015/06/10
きさらぎ
38
プロローグからして「えええ~~~!」という展開。ラストもプロローグと同じ位衝撃的だった。 この先一体どうなるの~!いざ、集大成の下巻へ。2015/04/29
佳乃
28
古谷が殺され、垣崎まで殺され・・・そして、楢崎もすんでで助かっている。モール専従員ばかり狙う目的は。沖縄にいる竜司、紗由美のところまで迫ってきている。一体どうなるの?小山田の背後には誰が潜んでいるの?それにしても、小山田かなり個人的に目障り。2015/02/28
大地
28
もぐらシリーズ最終作。相変わらずハードボイルド!!ド派手!!スケールがでかい!!垣崎かっこいいな。下巻でどうなるのか・・期待して読みます。2014/04/02