内容説明
粋な江戸っ子たちは、実際にどんな生活を送っていたのか?当時の生活風景を映し出す小咄や川柳を引きながら、由緒ある江戸の町名ごとに市井の様子をよみがえらせる。現住所も併記し、江戸に思いをはせながら散歩するのに最適な一冊。
目次
上野
上野山下
仏店
不忍の池
笠森稲荷
根岸
日暮里
湯島天神
大根畑
本郷〔ほか〕
著者等紹介
興津要[オキツカナメ]
1924年栃木県生まれ。49年早稲田大学文学部国文学科卒。51年まで大阪学に在籍、教育学部助手。56年同専任講師、59年助教授、68年早稲田大学教育学部国語国文学科教授、94年定年退任、名誉教授。専門は近世後期の骨稽本と明治期の落語、戯作、ジャーナリズム。99年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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