内容説明
食事に誘われたのに自分で予約をとらされ、身勝手で一方的な原稿依頼を受けそうになり、旅行が苦手なのに旅に出て―。「非常識な奴が嫌いだ」「対談下手」「だんじりみたいなファイト」「文学と音楽の狭間で」ほか、大人の味のエッセイ集、苦み走って好調第六弾。
目次
職業・肩書の表記についてのご提案です
ナイーブな奴らを鍛えようとして
非常識な奴が嫌いだ
「ご理解」されたい
悲しみのアンジー、苦しみのレジャー開発
自慢の随筆
猿の踊り子
対談下手
いつまでたってももさい奴
リテラ・シン子の滅亡〔ほか〕
著者等紹介
町田康[マチダコウ]
作家、ミュージシャン。1962年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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