内容説明
日本の前途を信じた若者たちの、底ぬけの明るさと痛々しさと―。第七巻は、司馬文学を代表する長篇『坂の上の雲』に描かれた正岡子規、秋山兄弟を中心に、徳冨蘆花、夏目漱石、石川啄木、清沢満之ら、昂揚の時代を生きた人々の足跡をたどる二十五篇を収録。
目次
草創のころの海軍―山本権兵衛/東郷平八郎
『坂の上の雲』一あとがき―正岡子規/秋山好古/秋山真之
『坂の上の雲』二あとがき―伊藤博文/山県有朋/桂太郎
『坂の上の雲』三あとがき―山県有朋/寺内正毅
『坂の上の雲』四あとがき―乃木希典/伊地知幸介
『坂の上の雲』五あとがき―徳冨蘆花/正岡子規
『坂の上の雲』六あとがき―ヤコブ・メッケル
首山堡と落合―落合豊三郎
はなのとき―大山巌
策士と暗号―ベゾブラゾフ/アレクセーエフ〔ほか〕
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12年(1923)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。昭和34年『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。42年『殉死』により第九回毎日芸術賞、51年『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、57年『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞、58年「歴史小説の革新」により朝日賞、59年『街道をゆく 南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、62年『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、63年『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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金吾
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