内容説明
追悼で、批判された漱石、痛罵された荷風、軽視された谷崎…追悼文から鮮やかに浮き彫りにされる、作家49人の生涯。
目次
明治篇(正岡子規(35年9月19日)―死んで百余の句となる
尾崎紅葉(36年10月30日)―親分は哀しい
小泉八雲(37年9月26日)―死もまた「怪談」 ほか)
大正篇(上田敏(5年7月9日)―葬式に行かない理由
夏目漱石(5年12月9日)―漱石をけなした人々
岩野泡鳴(9年5月9日)―ちょうど死にごろ ほか)
昭和篇(芥川龍之介(2年7月24日)―「お父さん、よかったですね」
若山牧水(3年9月17日)―酒に溺れた患者を成仏させる
小山内薫(3年12月25日)―役者は死人にすがりつく ほか)
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942(昭和17)年、静岡県生まれ。作家。平凡社『太陽』編集長を経て独立、執筆活動に専念する。88年『素人庖庁記』により、講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑』で、JTB紀行文学大賞受賞。06年『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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