中公文庫<br> 絶海にあらず〈下〉

個数:
電子版価格
¥712
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
絶海にあらず〈下〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月05日 22時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122050358
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

俺は、海の限りない大きさを取り戻したい――承平・天慶の乱で平将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」藤原純友。夢を追い、心のままに生きた男の生涯を、大海原を舞台に描く!

内容説明

承平・天慶の乱の首謀者として将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」純友。海の民を率い、ついに朝廷の水軍との対決が!夢を追い、心のままに生きた男の生涯を描く歴史巨篇。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、84年『檻』で日本冒険小説協会大賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』を発表し歴史小説にも進出、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞、06年には『水滸伝』で司馬遼太郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

52
藤原純友が最後に願ったもの・・・。坂東で平将門が新皇として立ち、そして滅びた後、純友は海賊として誅滅された。が、本書では・・・。海に生き海を制した純友が、ただ自由を望み中央政権に(のらりくらりと)立ち向かった顛末。北方節としては異色なほど戦わない。いや、戦い続けていたのだ、見えないところで。しかも時代に流されながら、確固たる目的もなく!いや、褒めている訳で!とにかく縛られたくない男が縛ろうとする権力に抗う物語なわけで!最後の最期に太宰府に突入し、藤原良平に啖呵を切って旅立っていく流れは鳥肌モノでした。2019/08/16

はらぺこ

31
藤原忠平・良平兄弟や大宰府水軍に脅威というか何というか魅力が無いので少し退屈でした。純友が凄過ぎるんかなぁ?2011/06/15

フミ

18
平安・中期に乱を起こした「藤原純友」を題材にした小説の下巻。相変わらず、オリジナル要素が強い…(^^; 歴史通りの乱に入るのは、かなり後半で、前半50頁程で「勝手に動き過ぎる。藤原北家に損だ」と、伊予国の役人を解かれてからは、藤原一族として無役で過ごしながら、水面下で藤原北家への海賊活動、外国との交易と、勝手に海上勢力を広げていく…なんだか「獅子心中の虫」という感じで、好きでは無いなぁ…と、我慢しながら読んでいましたが、最後の最後に「やりたかったこと」を知って、苦笑いしつつ、許せてしまう感じでした(笑)2022/11/01

フク

15
#読了 官職を召し上げられた純友は一人の水師として海を奪う戦をはじめる。 本書での純友の反乱は自由を求める闘争であり、 海賊らしくてとても良い。 〈自分がどうなろうと、縛ろうとするものとは闘う。たとえそれが、京の政事であったとしてもだ。〉 〈敵は、左大臣忠平〉 kindle再読2024/12/22

13
藤原純友と太政大臣忠平との戦い。最期はこんなに夢のある終わりかただったとは。これが「波王の秋」の後半のあの一族に繋がるのか!爽やかだった。2018/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/556974
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品