中公文庫<br> 中央公論文芸欄の大正

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中公文庫
中央公論文芸欄の大正

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  • サイズ 文庫判/ページ数 532p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122047563
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C1193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

5
まだ高いな1714円+税。名編集者、滝田樗陰(515ページ)の名前を憶えておきたい。菊池寛「無名作家の日記」(451ページ~)。450ページの写真を見るとちょっとちんちくりんな感じだった(←かなり失礼)。「一人の天才が生れる為に、百の凡才が苦しむ事が必要だ」(486ページ)。確率的にそうなるだろうが、今の世の中なら万とか百万分の1位かな。芥川龍之介の作品で「貧困」の節あり。中流下層。「豪奢に対する憎悪は中流下層階級の貧困の与える烙印」(500ページ)。階級はどうにもならないのか。貧困軽減ぐらいはすべきだ。2013/02/11

rbyawa

1
k019、この本を「これが高い評価を得ている小説群」だと歯を食いしめて読んでいらした人もいるようだが、特に後世の評価で出てこないのでどうかな…。タイトルしか聞いていないものがほとんどで、多分そういう観点で勧められているのではないかなー、と。巻末の解説は普段文学史においては『中央公論』には載っていないとされているはずの泉鏡花、幸田露伴、鴎外の歴史小説はそもそも中央公論が最初ー、とか大変面白かった。正直ある程度中級者向けのまとめかなとは多少…。芥川、菊池辺りは私小説が極端に少ないのでどうしても有名になるかな。2020/03/06

奥山 有為

0
知っておくべき作家がいっぱい。読むのがただ大変だったけど、それが「面白かった」ってことだったんだなと読後には思う。2012/01/08

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