出版社内容情報
ディオニュソス誕生、アテナイ建設、メドゥーサ誕生秘話他、浮気を繰り返すゼウスと嫉妬するヘラを中心とした天上の神々の巻き起こす繁栄と禍の数々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
27
漫画。これは理解しやすい!それにしても、ゼウスはだめだわ・・・受け付けん。神だから性に奔放なのかもしれないけれど(日本も昔は一夫多妻制だったし)、無理です。2014/01/30
aisu
11
文章だとピンとこないし、ギリシャ神話で全1巻とかのダイジェストだとダイジェスト過ぎてアタマに入らない。これくらいが私に合ってるみたい。全巻集めるつもり。2巻は1巻に比べて短めのエピソードが沢山。知ってた話も、全体が一応?時系列なので、この辺に入るのか〜と再認識。名前と系図覚えるのは放棄しました。エピソードのカケラが少しでもアタマに引っかかってればいいや。あの名画が或いは壁画がこのエピソードかあ〜とか思いながら…2017/02/05
Nana
9
「あの人は既婚女性の守護神ヘラの加護を受けた人だな」 「まるでアポロンの化身のような人だ!」 「彼女こそ愛と美と豊穣の女神アプロディテだ・・・」 等を思い浮かべる遊びができるようになる。 読書/地理/歴史等、勉強が苦手な私には奇跡の作品。 人の気持ち/感情でストーリーが繋がるから、とても分かりやすい。 アポロンの章とメデューサの章は泣いた。 日経新聞「私の履歴書」で著者は、インターネットのなかった時代、絵の元資料集めの苦労を書かれていた。この作品もそうであると推察する。すごいの一言。2022/05/14
Tomoko 英会話講師&翻訳者
8
月桂樹の木になったダプネはアルテミスに仕えてたんだ。クジャクの羽の目の模様の由来、砂漠が出来た理由、など。2016/12/21
viola
8
ヘパイストスが可哀想。人間味溢れる神々の姿というのがギリシャ神話の魅力のひとつ(というか大部分?)だと思いますが、つくづくろくでもない神の多いこと・・・。この世でもっともおぞましい感情は、嫉妬。確かにそうなのかもしれません。2011/07/04