中公文庫
味覚法楽 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122042520
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C1195

出版社内容情報

茶人であり、食通であり、当代一流の料理人。料理に精通した著者の見識の程を随所にうかがわせる、魚谷常吉の料理の極意を明らかにする、待望の書。

内容説明

茶人であり、食通であり、また何よりも腕のいい料理人であった魚谷常吉―。西魚善主人として自ら包丁をにぎるかたわら、文才にも恵まれ、多くの料理書を著した。本書は料亭の経営から生まれた料理と味覚に関する優れた食味随想で、料理に精通した著者の見識をうかがわせる。魯山人・春隆ら一流の料理人と並ぶ魚谷常吉の料理についてのざっくばらんな語り口を魯山人に師事した平野雅章が編み、その極意を初めて明らかにした待望の書。

目次

皮の味
出汁の話
料理の地方色
漬け物
塩辛
料理と酒
食い合わせの話
大根
茸の話
料理の値段〔ほか〕

著者等紹介

魚谷常吉[ウオタニツネキチ]
1894年、神戸生まれ。常吉は魚谷家の家長名。大正から昭和初期、神戸で料亭を営む。1941年、和歌山県で僧籍に入り、宝光寺の住職となる。64年入寂

平野雅章[ヒラノマサアキ]
1931年、千葉県生まれ。早稲田大学文学部卒業。北大路魯山人に師事する
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izumiumi

0
子母沢寛『味覚極楽』を読んでいたのでタイトルが気になり読んだ2012/12/07

Tatuyuki Suzuki

0
著者に癖があるが、しっかりどこが美味しいとか、旬はいつとか書かれていて面白い一冊でした。2024/10/16

森江 蘭

0
魚谷常吉は代々その名を襲う料理人である。本書の作者は齢七十にして自裁した。食だけではなく、書画骨董から茶までよくした文人である。料理人としての立場からから、美食とはどこに宿るのか、芸術としての食の深さを感じ入る珠玉の随筆。2021/09/07

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