出版社内容情報
愛と憎、悲観と楽観、憂鬱と笑い、そして恋愛、結婚、生死に至るまで、人生の機微に触れながら仏心をもって、しなやかにしたたかに生きる術を伝授。
内容説明
仏心をもってすれば、どんな局面も切り抜けられる!悲観と楽観、自分と他人、愛と憎から恋愛、結婚、死に至るまで、人生の機微にふれながら、しなやかにしたたかに生きる術を伝授する…かの子流人間讃歌。
目次
悲観と楽観
誰でも持つたから
飽くまで生き抜く力
苦労について
たしなみ
人情に殉じ、人情を完うす
性質を矯め過ぎるな
あまり放縦でも困る
人生の広い道
人格完成〔ほか〕
著者等紹介
岡本かの子[オカモトカノコ]
1889(明治22)年、東京生まれ。本名大貫カノ。跡見女学校卒。「明星」「スバル」で歌人として活躍。1910(明治43)年、漫画家岡本一平氏と結婚。翌年、太郎を産む。この頃「青鞜」に参加。仏教研究家としても著作活動を行う。1929(昭和4)年、渡仏。3年間の外遊後、1936(昭和11)年、『鶴は病みき』で実質的に文壇デビュー。1939(昭和14)年没
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